異次元の活躍 2戦連続フル出場の藤本怜央(42)が31得点 韓国リーグファイナルは1勝1敗で最終戦へ【車いすバスケ】

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2025年12月03日 17:58  TBS NEWS DIG

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車いすバスケットボールの韓国リーグ『KWBL』で日本人初の頂点を目指す日本代表・藤本怜央(42、春川タイガース)が日本時間3日にファイナル第2戦に出場した。

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前日の試合で出場時間40分のフル出場を果たした藤本は、この日も交代することなくフル出場。初戦で敗れ、あとがなくなったチームを成功率56パーセントのスリーポイントシュートで鼓舞した。

試合は終盤まで大接戦。残り時間1分をきり74ー72で藤本の所属する春川タイガースが2点のリード。するとゴール正面でディフェンスをかわした藤本はこの日、5本目となるスリーポイントシュートを成功させた。チームは77ー74で逃げ切り、1勝1敗となり、日本人初の韓国リーグ制覇は最終戦に持ち越された。藤本は出場時間40分、31得点、アシスト8、リバウンド8をマーク。

ファイナル第3戦は4日に行われる。

■藤本怜央(ふじもと・れお)
1983年9月22日生まれ、42歳。9歳の時に交通事故にあい、右足のひざから下を失った。義足でバスケットボールをしていたが高校3年生の時に静岡のクラブチームにスカウトされ、車いすバスケットボールを始めた。日本では宮城MAXのエースとして天皇杯11連覇、得点王12回。パラリンピックにはアテネ(2004年)、北京(2008年)、ロンドン(2012年)、リオ(2016年)、東京(2021年)と5大会連続で出場し、リオではキャプテンを務めた。東京パラでは銀メダルを獲得。ドイツ8シーズン、オーストラリア1シーズン、スペイン1シーズンを経験し韓国リーグで活躍中

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