レアルがロドリゴ売却を検討か [写真]=Getty Images レアル・マドリードがブラジル代表FWロドリゴの売却を検討しているようだ。2日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。
現在24歳のロドリゴは2019年夏に母国の名門サントスからレアル・マドリードへ完全移籍加入。ここまで公式戦通算285試合で68ゴール53アシストをマークし、2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む数々のタイトル獲得に貢献している。今夏には退団も囁かれたが、本人が他クラブへの移籍を拒んだことで残留に至った。
シャビ・アロンソ監督のもとではここまで公式戦15試合に出場しているものの、先発起用はわずか4試合と定位置を確保することはできておらず。また、今年3月に行われたアトレティコ・マドリード戦を最後にゴールから遠ざかっており、現在は公式戦30試合連続無得点。これはマリアーノ・ディアス(現:アラベス)に並ぶ、FW登録選手としてのクラブワーストタイ記録だ。
報道によると、レアル・マドリードは今夏に続いて1月の移籍市場でのロドリゴ売却を検討しており、他クラブからのオファーにも耳を傾ける見込みだという。選手本人の意思は定かではないが、クラブが中盤やセンターバック(CB)の補強資金捻出を目指していることから、再び退団の可能性が浮上しているようだ。
今夏にはアーセナルやリヴァプールがロドリゴの獲得に興味を示していたが、この両クラブが1月に獲得に乗り出すかは不透明とイギリス紙『ミラー』は指摘。両クラブとも今夏に大型補強を敢行し、アーセナルはヴィクトル・ギェケレシュやエベレチ・エゼ、ノニ・マドゥエケ、リヴァプールはアレクサンデル・イサク、ウーゴ・エキティケ、フロリアン・ヴィルツを獲得し、前線の強化に成功している。
再び去就に注目が集まることとなったロドリゴ。果たして1月の移籍市場でオファーを提示するクラブは現れるのだろうか。