「XLARGE」「X-girl」運営会社、SHEIN JAPANなどを商標権侵害等で提訴　模倣品販売の差止め・損害賠償求める

　ファッションブランド「XLARGE」「X-girl」「MILKFED.」などを運営するビーズインターナショナルは、SHEIN JAPANなどに対して商標権侵害に基づく差止めおよび損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したことを2日、発表した。

【写真】ビーズインターナショナルが運営するファッションブランド「X-girl」

　同社の公式サイトで「ECプラットフォームおよびアプリ内店舗『SHEIN』上にて当社が保有する商標権を侵害する行為等がある」として、ロードゲット・ビジネス・ピーティーイー・エルティーディー、ファッション・チョイス・ピーティーイー・エルティーディー、ワンダーフロウ・サポート・ピーティーイー・エルティーディー、そしてSHEIN JAPANを11月28日付けで訴訟提起したことを報告した。

　続けて「当社は、日本国内外の模倣品対策に真剣に取り組んでおります。当社が保有する商標権をはじめとする知的財産権の侵害を発見した場合、当社は、故意か過失かを問わず、今後も関係機関への通報・法的措置を含めたしかるべき対応をとってまいります」と知的財産権へのスタンスを表明。

　そして「消費者の皆様におかれましては、ECプラットフォームおよびアプリ内店舗『SHEIN』上にて販売されている『XLARGE』『X-girl』『MILKFED.』『SILAS』等の当社ブランドを称する商品のご購入につきましては、十分ご注意くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけた。

　ビーズインターナショナルは1990年に設立。先述ブランドのキッズラインの運営、実店舗やオンラインストアなども幅広く手掛ける。