進化する「ぬい活」の世界…市場規模は約450億円 年々拡大し過去最高に、保育園やクリニックまで登場【Nスタ解説】

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2025年12月03日 20:28  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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流行語大賞にもノミネートされた「ぬい活」。「ぬいぐるみ活動」の略で、ぬいぐるみを日常に取り入れて楽しむ文化なんです。

【写真を見る】 “宿泊”から“医療”まで…進化する「ぬい活」

具体的には、バッグに付けて持ち歩く、写真撮影(ぬい撮り)、洋服を着せるなどの行動を指します。

元々は「推し活」の延長で生まれた文化で、アイドルやキャラクターのぬいぐるみと一緒に体験を共有することが目的なんです。

進化する「ぬい活」 宿泊から医療まで“驚きのサービス”も!

出水麻衣キャスター:
いま、「ぬい活」に関するサービスがたくさんあります。

東横インでは、10月から全国の59店舗でお泊まり会プラン「推し活応援!〜ぬいと一緒にお泊りプラン〜」を開始しました。宿泊費+300円で利用可能です。

「Q-pot CAFE. 表参道本店」では、ぬいぐるみと一緒にアフタヌーンティーを楽しめます。

さらに、ぬいぐるみにまつわる“手厚いサポート”も紹介していきます。

どんなサポートがあるのかというと、例えば、「ぬいぐるみの保育園」があります。「フラッティ学園ぬいぐるみ保育園」では、不定期で年に10回程度、開催されています。その日の様子を報告してくれるサービスもあるそうです。

さらには、「ぬいぐるみのクリニック」もあります。ぬいぐるみ専用の病院で、「杜の都なつみクリニック」では穴やほつれなどの“けがを治療”してくれるということです。

1か月で120体ほどが来院しているそうですが、もう5か月先まで予約が埋まっているそうです。

市場規模は過去最高に 芸能人もハマる「ぬい活」

出水キャスター:
実は、ぬいぐるみの市場規模は年々拡大していて、2024年は約450億円と過去最高を記録しています。(一般社団法人 日本玩具協会より)

市場規模も拡大している「ぬい活」ですが、芸能人も「ぬい活」をしています。

俳優・柴咲コウさん(44)は、「いつも持ち運んでいるものは?」という問いに対して、「ぬいぐるみです。ネコを飼っているんですが、ネコとは一緒に旅行とかは行けないので、似たようなぬいぐるみを持ち歩いて一緒に寝ています。」と話していました。

さらに、俳優・大和田伸也さん(78)ですが、実は「ぬい活」歴が長く、40歳くらいの頃から可愛いものを集めていて、「3年前からゲームの中の相棒と一緒に街を歩きたいと思い、ぬいぐるみと一緒にいろんなところへ行き、写真を撮るようになった」といいます。

また、いま「ぬい活」が流行っている状況について大和田さんに聞いたところ、「とっても素敵なことだと思います。僕もみんなと一緒に楽しめて嬉しいです。これからもどんどん盛り上がっていきましょう」と話していました。

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