
いっせいにスタートした選手たちに向かって、両手を開いて動かされた紀子さまと悠仁さま。手話による拍手だったが、そんなお姿を見せられたのは11月23日、伊豆大島でのこと。
「11月22日土曜日から23日日曜日にかけて、紀子さまと悠仁さまは伊豆大島を訪問されました。22日には高齢者施設や特産のツバキ油の製油所をご視察。23日には、『第25回夏季デフリンピック東京大会』のオリエンテーリング男子リレー決勝を観戦されたのです。さらにその夜には、悠仁さまが宮中祭祀『新嘗祭』に初めて参列されたことが報じられました」(皇室担当記者)
その前週の15日土曜日にも悠仁さまはお務めを果たされていた。三笠宮崇仁親王妃百合子さまの「墓所一周年祭の儀」などに参列された後、デフリンピック東京大会の開会式にも臨まれたのだ。
前出の皇室担当記者によれば、
「デフリンピック東京大会は、佳子さまが非常勤嘱託職員として勤務されている全日本ろうあ連盟が、招致や大会運営に関わっていることもあり、秋篠宮ご一家のお出ましが多かったのです。それにしても悠仁さまの2週連続での週末ご公務、特に1泊2日での伊豆大島ご訪問は宮内庁内で注目を集めていました」
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それは皇室には大学を卒業していない皇族は“学業を優先する”という不文律があるためだ。
「悠仁さまは9月に成年式を終えられましたが、秋の園遊会も参加されませんでした。その際の、宮内庁の説明も“学業を優先されるため”ということでした。
それから約1カ月、土日だったとしても悠仁さまが参加されたことに違和感をおぼえた関係者もいたのです。大学生の学業は、講義を受けることばかりではありません。特に悠仁さまが進学された筑波大学の生命環境学群生物学類には約30種類の実験実習科目があり、レポートの提出も必要ですから、土日をレポート作成にあてる学生も多いと聞きます」(前出・皇室担当記者)
■学業もご公務も中途半端になる懸念
多忙なはずの悠仁さまが週末のご公務に臨まれた理由について、宮内庁関係者はこう語る。
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「秋篠宮ご夫妻、特に紀子さまは、“愛子天皇待望論”を強く意識されているそうです。愛子さまの将来のご即位を望む声は日増しに高まっており、ラオスでの気品あふれるお振る舞いに、さらにその思いを強めた人も多いでしょう。
もちろん現行の皇室典範では愛子さまが即位されることはありませんが、紀子さまは待望論を脅威に感じていらっしゃるようにお見受けします。愛子さまの声望が高まるなか、“学業優先のルール”を多少曲げてでも、悠仁さまの存在感を示していかなければ、とお考えなのだと思います」
静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは次のように話す。
「悠仁さまはトンボの研究を志されており、筑波大学に推薦入試により入学されました。 それにもかかわらず、紀子さまが愛子さまの存在を意識するばかりに、悠仁さまの筑波大学での学業も、ご公務も中途半端になってしまうことを懸念しています。一貫性に欠けた対応では、さらに国民の信頼を失ってしまう可能性もあると思います」
伊豆大島では明るい笑顔をお見せになっていた悠仁さま。筑波大学での充実したキャンパスライフが、悠仁さまのご表情をゆとりのあるものにしたに違いない。
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紀子さまからの“週末ご公務指令”が度重なることにより、その笑顔が凍ってしまわないことを祈るばかりだ。
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