
米Appleは12月4日、Apple Watchの「高血圧パターンの通知」機能を日本で提供開始したと発表した。血圧の高い状態が続くパターンを検出するとユーザーに通知する機能で、watchOS 26で追加された。Apple Watch Series 9以降とApple Watch Ultra 2以降で利用できる。
【画像を見る】日本でも使えるようになったApple Watchの「高血圧の可能性」を通知する機能
この機能は、Apple Watchの光学式心拍センサーからのデータを使用して、血管が心臓の鼓動にどう反応するかを分析する。アルゴリズムはバックグラウンドで動作し、30日間にわたってデータを確認。高血圧パターンの兆候が一貫して検出されるとユーザーに通知する。
この機能は、22歳以上で妊娠しておらず、高血圧と診断されたことがない人が対象。ユーザーはiPhoneのヘルスケアアプリで設定できる。通知を受け取った場合、医師に相談し、他社製のカフ型血圧計を使用して長期間定期的に家庭血圧を測定することを推奨している。
Appleは12月3日に、家庭用脈波情報解析プログラムの1つ「高血圧パターンの通知プログラム」として、ヴォーパル・テクノロジーズを通じて医療機器承認番号「30700BZI00039000」を取得した。同プログラムは光電式容積脈波記録法で得られたデータを分析し、高血圧を示唆するパターンを検出し、ユーザーに通知する家庭用プログラムとして認可を受けた。
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[Mac OTAKARA]
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