timeleszの『検索大賞』受賞が物語る「批判も人気の証」賛否両論を燃料に変えた“国民的注目度”

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2025年12月04日 16:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

timelesz(公式サイトより)

 LINEヤフーが12月3日に発表した『Yahoo!検索大賞2025』において、8人体制となったアイドルグループ・timeleszが大賞とミュージシャン部門の1位をダブル受賞した。2025年1月から11月までの集計データをもとにした同賞は、ユーザーの検索数という客観的な指標で「今年の顔」を決定する点が特徴だ。

タイプロを経て8人体制となったtimeleszの躍進

 Netflixで配信されたオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(タイプロ)を経て、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の5人の新メンバーが加入し8人体制となったtimeleszは、改名後初のシングル『Steal The Show / レシピ』のリリースや音楽番組への出演、冠番組『タイムレスマン』の開始などが話題を呼び、検索数が急上昇したという。

「12年以上活動してきたSexy Zoneが改名すると聞き、どんな理由で、なぜその名前にするのか知りたくて検索しました。綴りが少し難しいと感じましたがすぐに慣れました」と語るのは、長年のジャニーズ好きでファン事情にも詳しいフリーライターの円為さん。

 Yahoo!検索大賞のニュースを見たとき、最初に浮かんだ感情はというと、

「今timeleszはとても注目されていて勢いがあるので納得しています。グループに対しネガティブな意見も聞くことは多いですが、それも人気の証だと思うし、賛否あるからこそ多く検索されているのだと思います。そして、否定的な声に負けない数の新しいファンがついてきているのだと思います」

 2018年のYahoo!検索大賞では、その年の5月にデビューしたKing & Princeが大賞とアイドル部門賞をダブル受賞している。当時も新グループのデビューが大きな注目を集め、検索数の急上昇につながった。今回のtimeleszの受賞は、それ以来のSTARTO ENTERTAINMENT所属グループによる大賞受賞となる。

篠塚大輝の炎上も影響?

 Yahoo!検索大賞は2014年に開始され、今年で12回目を迎える。検索サービスのデータに基づいているため、ユーザーの興味や関心が反映された「国民が選んだ賞」としての性格を持つが、検索されるということは必ずしもポジティブな理由ばかりではない。

 新メンバーの篠塚大輝が2025年11月18日に放送されたフジテレビ系『めざましテレビ』に出演した際に『大きな古時計』の替え歌として、「今は、もう、動かない、おじいさんにトドメ」と一発ギャグを披露。

 朝の情報番組ということもあり「不謹慎すぎる」などと炎上した一方で、一部ファンからは「騒ぎすぎ」などと擁護の声も。『東スポWEB』の報道によると、ギャグを巡り本人と番組側で事前にチェックしていたそうだが、18日放送では事前のチェックが甘かったようだと『めざまし』側との連携ミスと報じられた。

 注目のされ方は違えどtimeleszにとって、この受賞は新体制での活動が世間に認知された証といえる。2026年も検索窓にはまだまだ多くの言葉が打ち込まれることになりそうだ──。

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