りくりゅうが首位発進!木原は地元大会で頂点へ「完璧を求め過ぎずに」2位イタリア組とわずか0.10点差【GPファイナル】

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2025年12月04日 20:21  TBS NEWS DIG

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■フィギュアスケート・グランプリファイナル(4日、愛知・IGアリーナ)

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日本では8年ぶりに開催されるGPファイナルが名古屋で開幕。ペアのショートプログラム(SP)が行われ、3年ぶり2度目の優勝を目指す“りくりゅう”こと三浦璃来(23)、木原龍一(33)組(木下グループ)が77.32点の首位スタートを切った。

今季GPシリーズでは、初戦のフランス杯、第5戦のスケートアメリカで連勝。好調を維持してファイナル進出を決めたりくりゅうペア。

木原は地元・愛知での大会となり、この日は会場の大声援を受け、最終滑走で登場。冒頭の3回転のツイストリフト、3回転のトウループをしっかり決めリズムをつかむと、3回転のスロージャンプも着氷した。終盤はダイナミックなステップとスピンで観客を沸かせ、演技を終えると大きな歓声が響き渡った。得点はトウループジャンプで回転不足となり、今季ベストには及ばなかったが2位と僅差の首位発進。

2位のイタリアのS.コンティ&N.マチー組(77.22点)とわずか0.10点差でフリースケーティング(FS)に挑む。

ショートを終え、三浦は「私達らしい滑り、ちょっと合わないところもあったんですけど、いい滑りができたかな」と振り返り、木原は「特別ガチガチになるような緊張感はなく、試合に臨むことができた。氷もすごく滑りやすかったので。完璧を求め過ぎずに、フリーはしっかり適度に集中して」と話し、地元・愛知でのファイナルで頂点を目指す。

来年2月のミラノ五輪では日本勢同種目初のメダルの期待がかかるりくりゅうペアは、前回22年の北京オリンピック™では日本勢史上最高順位となる7位入賞。23年の世界選手権で日本勢初の金メダル、今年3月の世界選手権でも2度目の金メダルを獲得した。GPファイナルでは22年大会(イタリア・トリノ)で日本勢史上初の金メダルに輝き、今大会は五輪の“前哨戦”としてメダル獲得を狙う。

【ペアショート結果】
1)三浦璃来/木原龍一 77.32点
2)S.コンティ/N.マチー 77.22点
3)A.メテルキナ/L.ベルラバ 75.04点
4)M.パブロワ/A.スビアチェンコ 72.84点
5)M.ファビアン・ハーゼ/N.ボロディン 71.68点
6)D.ステラート デュデク/M.デシャン 71.07点

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