【バスケ】B1仙台タシュニーHC、露呈した課題を修正「ここからは言い訳ができない期間」

B1仙台89ERSが4日、6日からのファイティングイーグルス名古屋との2連戦（ゼビオアリーナ仙台）に向け、仙台市内で練習を行った。

現在8勝10敗で東地区6位。主将の渡辺翔太（27）とダン・タシュニーヘッドコーチ（HC、44）が、開幕から現時点までで露呈した課題をバイウイーク（中断期間）で見つめ直し、再開するリーグ戦での飛躍へとつなげる。

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新HCの就任、7人の新加入選手を迎えた新生ナイナーズは8勝10敗で序盤を終えた。中断期間中、タシュニーHCは、序盤戦に苦しめられることが多かったゾーンディフェンスへの対策と、かねて重要視してきた守備の強化に注力した。

リーグ戦再開の相手であるFE名古屋に対し「タレント力もある。数字以上に能力のある、危険なチーム」と評するも、まずは自分たちのバスケットにフォーカス。「相手がどう動くかは自分たちがコントロールできない。自分たちがコントロール出来る部分をいかにやりきるか」と露呈した課題を修正してきた。

今後を占う意味でも今週の2連戦はとても大きな意味をもつ。「今までは新しいチームということでケミストリーをつくる期間だったと思っています。ここからは新しいチームだからという言い訳ができない期間に入ってくると思う。日々成長するということを変わらず見続けなければいけない」と気を引き締めた。