
元巨人でヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏(51)が、4日放送のフジテレビ系「プロ野球珍プレー好プレー大賞2025」にVTR出演し、今年6月3日に亡くなった巨人軍終身名誉監督・長嶋茂雄さんとの思い出を語った。
松井氏は、長嶋さんと二人三脚で「4番1000日計画」などを経て巨人の4番へと成長。02年には50本塁打を放つなど、NPB通算332本塁打を記録し、巨人の顔として活躍した。メジャー移籍後も09年にワールドシリーズ制覇とMVPを獲得するなど、ヤンキースでも素晴らしい成績を残した。
12年に現役を引退し、翌13年には長嶋さんとともに「国民栄誉賞」を受賞。受賞時の心境を問われた松井氏は、「政府の方も、いつ長嶋さんに差し上げるかタイミングをはかっていたのかもしれない。私はおまけみたいなもの。長嶋さんありきの話なので」と謙遜しながら振り返った。
番組収録は25年11月21日で、ちょうど33年前の同日が松井氏のドラフト会議当日。長嶋さんが当たりくじを引いた「運命の日」でもあった。司会者から「長嶋さんが当たりくじを引いて、2人が国民栄誉賞を受ける未来を想像していましたか?」と尋ねられると、松井氏は「するわけない」と即答し笑顔。続けて「そんな高校生、イヤでしょ(笑い)」と軽妙に返し、スタジオを和ませた。
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