
職場の人間関係は難しいものだが、そこに暴力が絡むとなれば事態は深刻だ。40代女性(サービス・販売・外食)は、かつて勤務したあるボウリング場での壮絶な体験を語った。
女性は夜勤シフトに入っていたが、そこでペアを組む相手が問題だった。「初対面から怒鳴る、清掃しか教えて貰えない」というパワハラめいた態度だけでなく、さらに信じられない行動に出たという。
「叩いて来たり、わざと体当たりして来たりする」
夜勤は「その人と2人しか居なかった」というから、ほかの誰にも助けを求められない状況だ。(文:篠原みつき)
相手に聞き取り調査するも……
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たまらず業務終了後に電話で上司に助けを求めた。しかし、会社側の対応はあまりにもお粗末だった。上司は加害者に事実確認をしたようだが、あろうことか「◯◯(投稿者)の名前を出して」聞いたという。これでは報復が怖くて余計に萎縮してしまうだろう。
案の定、相手はシラを切った。そのため上司は、
「ちょんっと触っただけなのに叩いたって私が言ってる」
と捉えたのだそうで、被害を訴えた女性の言い分よりも、加害者の言い逃れを信じた形だ。諦めきれずに別の社員にも相談したが、「月末で忙しいから」と取り合ってもらえなかったという。
事実上、ハラスメント被害を無視した形だ。女性が「この会社駄目だなと思った」と完全に失望した様子なのも仕方ない。
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