リヴァプールのMFヴィルツ [写真]=Getty Images リヴァプールに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが、苦しむ同クラブの復調へ「忍耐強く努力を続けなければいけない」と意気込みを語った。4日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
プレミアリーグ第14節が3日に行われ、リヴァプールはホームでサンダーランドと1−1で引き分けた。この結果にヴィルツは、「勝てなかったのは残念だ。もちろん、1点ビハインドを背負ったからには勝ち点0よりも勝ち点1のほうがマシだけど、もちろん勝って終わりたかった」と悔しさを滲ませ、「今は全てがうまく進んでいるわけじゃないから、僕たちにとって簡単な状況じゃない。だからこそ、忍耐強く努力を続けなければいけない」と復調へ意気込みを語り、以下のように続けた。
「信じられないほどクオリティの高い選手たちが揃っている。個性豊かで、素晴らしい選手たちだ。ただ、もう少しお互いを理解し、より良い勢いを生み出す必要がある。そうすれば、すぐに立ち直ることができると思う」
「だけど、僕たちは懸命に努力を重ね続け、チームとして、クラブとして結束し続けなければいけない。そうすれば、もっと良い結果を残せるはずだ」
この試合でヴィルツはフル出場を果たし、自身の持ち味を発揮してオウンゴールを誘発するなどの活躍を見せた。「ちょっとだけ物事が自分の思うように運ぶのは嬉しいよ。ピッチ上では一生懸命にプレーして、ボールへの対応も怠らない。でも、ゴールやアシストを決められるよう、時には少しの運が必要になるんだ」と自身のプレーを振り返りつつ、「でも、結局は勝つことが全てだ。今日は勝てなかったけど、また次の試合で頑張るだけだよ」と次戦に目を向けた。
リヴァプールは、6日に行われるプレミアリーグ第15節で日本代表MF田中碧を擁するリーズと敵地にて対戦する。
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