【西武】プロ初安打の仲三河優太は140万円増「スピードボールに対応していければ」

西武の仲三河優太外野手（23）が5日、埼玉・所沢の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季から140万円増となる来季年俸650万円でサインした。

23年オフに戦力外通告を受け、24年から育成契約に。鍛え直す中で3軍、2軍で抜群の打撃成績を挙げ、サイクル安打も記録。チーム屈指の長打力で今年7月10日に再び支配下登録に。故障以外で育成落ちし、再度打撃を磨いて支配下復帰する希有な例となった。プロ初安打もマークした。

ただ直後に右手有鉤（ゆうこう）骨を折り、戦線離脱。待望の初本塁打は来季以降に持ち越しとなった。1軍での手応えについては「スピードボールに対応していければ」と見通しも感じた様子。「波のないように、一定数の結果を出せるように」と来季を見すえた。（金額は推定）