子どもが今年いちばん検索したワードは? AI時代の遊び・学びが浮き彫りに

1

2025年12月05日 19:30  マイナビニュース

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
LINEヤフーが運営する子ども向けの安全安心なポータルサイト「Yahoo! きっず」は、2025年12月5日に、「Yahoo!きっず検索」上で検索されたキーワードのランキング「検索ランキング2025」と「急上昇ワード」を発表した。同調査の集計期間は、2025年1月1日〜11月10日。

○「検索ランキング2025」総合ランキング1,3,4位をタイピング関連がランクイン


同ランキングは、「Yahoo! きっず」上で検索されたクエリをもとに年間集計を行ったもので、人気キャラクター、話題の出来事、学習ツールなど、子どもたちの興味・関心が色濃く反映されている。



ランキングの構成としては、すべてのキーワードの検索数を対象とする「総合」ランキング(全20位)のほか、「ウェブ検索」における「動画クリエイター部門」「流行部門」「ゲーム部門」「マンガ・アニメ部門」「映画部門」「観光地部門」、「画像検索」における「人名部門」「歌手部門」「キャラクター部門」の、計9種類が公表されている。



2025年の「総合」ランキングにおいては、1分間でどれだけ多くのポップコーンを召喚できるかに挑戦するタイピングゲーム「Popタイピング」が、昨年に続いて1位に。また、2位には、プログラミング教材の「Scratch」がランクインし、1位の「Popタイピング」、3位の「寿司打」、4位の「タイピング」などタイピング練習に関連するキーワードと合わせて子どものデジタル化への対応意識の高さが示唆されている。



9位には、AIが生成した奇妙なキャラクターに、イタリア語風の名前やリズム感のあるナレーションを付けた、TikTokなどで流行しているネットミーム「イタリアン・ブレインロット」が初登場。急速な生成AIの普及が子ども達の検索結果にも影響を与えていることが分かった。

○「検索ランキング2025」ウェブ検索ランキング、「鬼滅の刃」・「大阪関西万博」がランクイン


ウェブ検索ランキングのマンガ・アニメ部門では、劇場版の国内興行収入300億円を突破した「鬼滅の刃」が1位に。ゲーム部門では、「マインクラフト」「ポケットモンスター」「にゃんこ大戦争」などに加え、「Nintendo Switch 2」がランクインし、次世代ゲーム機への関心の高さが伺えた。



また、観光地部門には、「大阪関西万博」が1位にランクインし、公式キャラクターやパビリオン情報などへの関心の高さが検索数にも反映されていた。また、2位には人気キャラクター「ちいかわ」と連動したテーマ施設「ちいかわパーク」がランクインし、「リアルな体験」への関心が検索行動にも表れていた。

○「検索ランキング2025」画像検索ランキング、「しなこ」が1位に


画像検索ランキングの人物部門では、1位には、原宿系クリエイター「しなこ」が登場し、昨年1位だったロサンゼルス・ドジャースの「大谷翔平」は2位にランクイン。



歌手部門では、「Mrs. GREEN APPLE」や「Snow Man」「なにわ男子」などのテレビや音楽配信、SNSでの話題のアーティストが上位にランクイン。



また、キャラクター部門では、K-POPアイドルなど著名人のSNS投稿から波及したウサギのような耳とギザギザの歯が特徴的なキャラクター「ラブブ」が新たに登場した。

○「検索ランキング2025」今年の急上昇ワード、「あーぱつあぱつ」「ダンダダン」が登場!


今年、検索数が急激に伸び、一定期間継続的に検索された「急上昇ワード」には、歌詞やSNSなどでキャッチーに使われているフレーズ「あーぱつあぱつ」やSNSでも話題のアニメ「ダンダダン」が登場。



また、「ゲーム部門」でランクインした「Nintendo Switch 2」の新作ソフトとして注目を集めた「マリオカート ワールド」も検索数が急上昇した。(MN ワーク&ライフ編集部)

    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定