【フィギュア】17歳中井亜美が3位発進 3A着氷乱れるも「転倒なく終われたのは良かった」

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2025年12月05日 22:24  日刊スポーツ

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女子SPで演技する中井(撮影・前田充)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇5日◇愛知・IGアリーナ◇女子ショートプログラム(SP)



フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで女子ショートプログラム(SP)は千葉百音(20=木下グループ)が首位発進した。


   ◇   ◇   ◇


シニア転向1季目で初出場の中井亜美(17=TOKIOインカラミ)は、日本勢2番手となる3位スタートを切った。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)は着氷が乱れたものの、後半2本のジャンプは確実に成功。はつらつとした演技で73・91点として首位まで3・36点差と射程圏内につけ「転倒なく終われたのは良かった」とうなずいた。


中井は、GPシリーズデビュー戦となった第1戦フランス大会のSPで3回転半を成功。日本女子3人目の初出場優勝を飾り、一躍来年2月のミラノ・コルティナ五輪の代表候補として注目を集めた。


五輪前哨戦とも位置づけられる今大会。日本勢上位2人は、3枠ある五輪代表選考2枠目以降の1項目となる。シリーズ上位6人が集うハイレベルな舞台を経験した17歳は「この緊張感を味わえた。気持ちの持ち方を学べたので、フリーにつなげていきたい」。冷静な目で上位を狙っていく。


◆男女シングルのミラノ・コルティナ五輪への道 出場枠は各3。全日本選手権(12月19〜21日、東京・代々木第1体育館)の優勝者が最優先で代表入り。2人目は全日本の2、3位、GPファイナルの日本勢上位2人、全日本終了時で国際スケート連盟(ISU)公認のシーズン最高得点上位3人から選出。3人目は、全日本終了時の世界ランキングや日本連盟独自の国際大会ポイントの上位3人などを選考対象に加える。

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