ザ・ぼんち&ビートたけし、超貴重なスリーショット実現! 『THE MANZAI 2025 マスターズ』12.7放送

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2025年12月06日 07:40  クランクイン!

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クランクイン!

『THE MANZAI 2025 マスターズ』より(左から)ビートたけし、ぼんちおさむ(ザ・ぼんち)、里見まさと(ザ・ぼんち) (C)フジテレビ
 漫才の名手が一堂に会する『アサヒビール スマドリ THE MANZAI 2025 マスターズ』が、フジテレビ系にて、あす12月7日19時より放送される。

【写真】ザ・ぼんちのぼんちおさむ&里見まさと

 今年も、『THE MANZAI』最高顧問のビートたけし、MCのナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)の3人が見守る中、漫才界の最前線をひた走るトップランナーたちが勢ぞろい。

 海原やすよ ともこ、おぎやはぎ、ガクテンソク、かまいたち、ギャロップ、銀シャリ、ザ・ぼんち、サンドウィッチマン、タカアンドトシ、チュートリアル、ツートライブ、テンダラー、ナイツ、中川家、錦鯉、NON STYLE、博多華丸・大吉、爆笑問題、パンクブーブー、マヂカルラブリー、ミルクボーイ(以上、五十音順)の21組に、事前番組『THE MANZAI 2025 プレマスターズ』(フジテレビほか/12月6日13時35分)を勝ち抜いた1組を加えた、総勢22組の“THE MANZAIマスター”たちが登場し、珠玉のネタを繰り広げていく。

 プレマスターズでは、おおぞらモード、オッパショ石、きしたかの、ぐろう、スタミナパン、センチネル、ななまがり、ネコニスズ、バッテリィズ、ヘンダーソン、豆鉄砲、ムネタ、ランジャタイ、リニア(以上、五十音順)の次世代の漫才師14組がネタを披露、観客投票により1位に選ばれたコンビがマスターズの晴れ舞台に登場する、という仕組み。どのコンビがマスターズ進出を果たすのかは、12月7日の放送で明らかとなる。

 先頃行われた収録では、日頃、劇場を主戦場に活動しているコンビによる“王道の漫才”から、現在は主にテレビで活躍しているコンビによる、当番組でしか見られない“レアな漫才”まで、個性豊かな漫才が次々と繰り広げられた。悲願の『THE MANZAI』初出場を果たしたツートライブをはじめ全22組が渾身(こんしん)の漫才を熱演している。

 最高顧問とMCの3人も大活躍。ナインティナインは、MC席から漫才師たちのステージを見守りながら、軽妙なトークで会場を沸かせ続け、一方、昨年と同じく、浅草(?)の一室で、こたつに入りながらテレビ越しに漫才を鑑賞するたけしは、それぞれのコンビに対し、的確に、かつ愛情たっぷりに感想を語り、岡村&矢部と楽しい“中継トーク”を展開する。

 そんな中、とりわけ注目なのが、1972年コンビ結成の大ベテラン、ザ・ぼんち。今年5月、『THE SECOND〜漫才トーナメント〜2025』でグランプリファイナル進出を果たして注目を集めたザ・ぼんちは、マスターズには今回が初出場となるが、『THE MANZAI』への出演は、1981年12月8日放送の『火曜ワイドスペシャル THE MANZAI 9』以来、44年ぶり。1980年代初め、『THE MANZAI』の主力メンバーの1組として、空前の漫才ブームをけん引してきたザ・ぼんちの2人が、半世紀近くの時を経た今、その後継番組である『THE MANZAI マスターズ』の舞台で、いったいどんな漫才を見せてくれるのか。

 希代のボケ・ぼんちおさむと、ツッコミの名手・里見まさとが漫才を繰り広げた後は、盟友・ビートたけしと久々の対面を果たす。

 ザ・ぼんちのまさとは「久しぶりに『THE MANZAI』に出させていただきまして、スタッフの皆さんにも、視聴者の皆さんにも大変感謝しております。そして望むべくは、来年も出られたらいいなと。元気いっぱい、面白い漫才をお見せできたらいいなと思います」、おさむは「今回も大いに楽しんでもらったと思いますが、また来年出られたら、そのときも大いに楽しんでください!一緒に楽しもう!」と視聴者にメッセージを寄せた。

 『アサヒビール スマドリ THE MANZAI 2025 マスターズ』は、フジテレビ系にて12月7日19時放送。

※ザ・ぼんち&ツートライブのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)

ーー44年ぶりの『THE MANZAI』の舞台はいかがでしたか?

おさむ「とにかくもう、楽しかったですね。童心に帰ったというか、子どもに戻ったような感じで。弾けまくりました(笑)」

まさと「舞台に上がる前に、スタッフの方が“お二人は、『THE MANZAI』の第1回<※1980年4月1日(火)放送『火曜ワイドスペシャル THE MANZAI』)に出演されていたんですよね”と声をかけてきてくださって。改めてそう言われると、なかなかすごいことやなと思って、ちょっと身震いしてしまいました(笑)。あと、本番で当たり前のように流れてましたけど、僕らにしてみたら、あの出ばやし(※原曲はフランク・シナトラの『When You're Smiling』)が、めちゃめちゃ懐かしくて…いや、懐かしんでる場合ちゃうんやけども(笑)、でもやっぱりあの音は、さすがに胸に迫るもんがありましたね」

おさむ「お客さんの雰囲気も最高でした。みんなあったかくってね、よう笑ってくれるし。そういう意味では、僕らが出てた頃の『THE MANZAI』とあんまり変わってないかもしれませんね」

まさと「漫才の出来栄えに関して言えば、コンテストとは違って、時間が厳しく制限されているわけでもないので、気持ちよ〜く、のびのびとやらせていただけたかなと。まぁ、ある程度は行儀良くしないとあかんから、途中で“ここはカットしよう”思うて、2カ所ほど削りましたけど(笑)。でも、なんといっても今回は、おさむさんも同じ気持ちやと思うけど、(ビート)たけしさんと会えたことが一番うれしかったかな」

おさむ「ほんまにうれしかったな〜。若手の頃を思い出したわ」

まさと「ツービート、B&B、紳竜(島田紳助・松本竜介)…(1980年代)当時、『THE MANZAI』のメンバーだった6組ぐらいの漫才師は、芸歴の差はちょっとあるんやけど、互いに追いつ追われつ切磋琢磨(せっさたくま)し合った、ライバルというか仲間というか、戦友というか、特別な関係ですからね」

おさむ「だから漫才やってるときも、たけしさんが袖で見てると思うと、よけいに力が入りましたよ。元気な姿を見せなあかん、思うてね。ほんまのことを言うと僕、たまにモニターでたけしさんのこと、ちらちら見ながら漫才してたからね。“お、やった!笑うとる、笑うとる!”とか思いながら(笑)」

まさと「実は今回披露したネタは、当時の『THE MANZAI』でもやったことのあるネタなんですよ。細かい中身は全然変わってますけども、設定はまるっきり一緒。たけしさんにも見てもらいたくて、あえてこのネタをやらせていただきました」

おさむ「最後に直接お話しできたのもうれしかった。本当はもっと長いこと話していたかったけどね、酒でも飲みながら(笑)」

まさと「でも最後、たけしさんに“僕らの漫才、どうでした?”って聞いたら、ある一言を言うてくれたんですけど、その言葉がめちゃめちゃうれしくてね。ほんまにありがたかったです」

ーーでは最後に、放送を心待ちにしている視聴者の皆様へ向けて、メッセージをお願いします。

まさと「久しぶりに『THE MANZAI』に出させていただきまして、スタッフの皆さんにも、視聴者の皆さんにも大変感謝しております。そして望むべくは、来年も出られたらいいなと。元気いっぱい、面白い漫才をお見せできたらいいなと思います」

おさむ「今回も大いに楽しんでもらったと思いますが、また来年出られたら、そのときも大いに楽しんでください!一緒に楽しもう!あっ、それと最後にこれだけ…(頭にげんこつを当てながら、舌で音を鳴らす)」

ーーそのアクションは、どのように文字化すればいいでしょうか…?
おさむ「アハハハ!カタカナで“コン!”って書いといてください(笑)」

■ツートライブ(たかのり、周平魂)

ーー『THE MANZAI』初出場の感想をお聞かせください。

周平「ザ・ぼんち師匠、爆笑問題さん、博多華丸・大吉さん、やすとも(海原やすよ ともこ)さん、『M−1グランプリ』の歴代チャンピオン、そして『THE SECOND』の歴代チャンピオン…こんなそうそうたるメンバーと並んで、われわれが出てきて許されるのかと(笑)。そのくらい、ものすごい舞台に来てしまったなと思いました」

たかのり「『THE MANZAI』に出演されるみなさんは、これまでに何十個、何百個と、すごいことをたくさん成し遂げてきた方々やと思うんですよ。そんな中、“『THE SECOND』優勝”という、まだ1個しか成し遂げていない僕たちが、このような大舞台に立っていいのかと」

ーー最高顧問のビートたけしさんが見ている前で漫才を披露した心境は?

周平「“たけしさんがいてはるんや…”という緊張感は半端なかったですね、やっぱり。今回、舞台から少し離れた場所にいらっしゃいましたけど、もしMC席に座ってらっしゃったら、緊張しすぎて、きっとまともな漫才はできてなかったと思います」

たかのり「確かに。最初にいただいた招待状にも、“最高顧問・ビートたけし”って手書きの文字で書かれてて、それを見ただけで心臓バクバクでしたからね(笑)。あの“部屋”にいてもらえて、僕らとしては助かりました(笑)」

ーー今回披露されたネタは新作ですか?

たかのり「いえ、新ネタではないんですよ。『THE SECOND』以降に作ったので、比較的新しいネタではあるんですけどね」

周平「本当は最初、今年1年やってきたネタの中で、『THE MANZAI』に出したい候補が2本あったんです。そやけど2本とも、どうしても尺が収まらなくて。それで急きょ、今まであまりやったことのないネタを引っ張り出してきて、大あわてで『THE MANZAI』用に仕上げました」

たかのり「要するに、自分たちでも面白いと思えて、なおかつテレビサイズに収まるのはこれしかなかった、という」

周平「ただ、あんまりやり慣れてない分、2人とも、いつもより一生懸命やってるように見えた、というのはあるかもしれません。そこはうれしい誤算といいますか(笑)」

ーー最後に、放送を心待ちにしている視聴者の皆様へ向けて、メッセージをお願いします。

たかのり「長年の夢だった『THE MANZAI』の舞台についに立つことができたツートライブの晴れ姿を、ぜひ見ていただきたいと思います!」

周平「僕らのネタには、“ガンさん”とか“包丁一(つつみちょういち)”とか、オリジナルのキャラクターがけっこう出てくるんですけど、今回も1人、新たな登場人物が出てきますので、お楽しみに!(笑)」

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