
<ザ・ラストゲーム:EAST HOPES−WEST DREAMS>◇6日◇北九州市民球場
プロ野球引退選手のセレモニーを兼ねた特別試合「THE LAST GAME 2025」で、元西武投手のボートレーサー野田昇吾(32)が“三刀流”でフル稼働した。
ボートレーサーの登録番号「5259」の背番号で登場。EAST HOPESの「9番・右翼」でスタメン出場した。
3回1死二塁から3番手として登板すると、西武時代にもバッテリーを組んでいた岡田雅利さん(36)のミットをめがけ、腕を振った。
野手の失策もからみピンチが広がり、2者連続で適時打を許して3失点(自責2)。最後は2死二塁から元ソフトバンク真砂勇介さんを三ゴロに抑えた。22球で最速は100キロ。マウンドを降りると、岡田さんと笑顔でハイタッチをかわした。
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打者としては3回、先頭打者で内野安打を放ってファンを沸かせた。
捕手としてフル出場した岡田さんは「楽しかったですね。疲れましたけど。改めて、野球の楽しさを感じました」と笑顔。
野田は「外角の構えとか、岡田さんらしいなぁと思って懐かしかった。楽しかったです」と話した。23年に始球式をして以来のマウンドに立ち「家族に野球している姿を見せることができた。野球がなければボートレーサーにもなっていないので、感謝の気持ちです」と振り返った。
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