元東大王・河野ゆかりさん、スイスの電車内で救急対応に称賛の声「ちゃんと医師ですね」

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2025年12月09日 11:21  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

河野ゆかりさん(2023年1月撮影)

昨年9月に終了したTBS系クイズ番組「東大王」にレギュラー出演し、東大医学部卒業を発表した河野ゆかりさん(25)が9日までにX(旧ツイッター)を更新。移住したスイスでの電車内で遭遇した出来事についてつづった。


河野さんは「2m近い男性が突然倒れて電車内パニック 周りが救急車を呼ぼうとするも本人が朦朧としながら拒否」と居合わせた状況について書き出し、「脈触れにくくて冷汗かいてたし、聞くと朝食を食べてないというので低血糖かなと。バナナを渡したら回復したので、周りに英語で状況を説明して皆解散」と救急対応を行ったことを報告。「フランス語喋れればよりスムーズに対処できたかな」とつづった。


続く投稿では「迷走神経反射とか起立性低血圧かなとも思ったけど、1分以上横になってても意識が改善してなかったので低血糖かなぁと思いました」と説明。無人運行の電車だったことから自身が咄嗟に対処したことについて「数分経ってやや改善してからとはいえ、バナナは確かに誤嚥のリスクもあるし良くなかったかなぁとも思うけど、他に血糖上げられそうなものが見当たらなかったんだもの、、プロならこういう場合どうするのかなぁ、救急車も来ないし」と複雑な思いを吐露するも、「座って自分で皮も剥けてたし、全体の状況を鑑みるとあの場では食べるのがベストだった気もする」とし、「血圧下がるのは非典型だけど、脱水も合併してるのかなと。交感神経優位な感じだったので、、。次はより良く対応できますように、、」とつづった。


一連の投稿に、フォロワーからは「さすがの対応!『どなたかお医者様はいらっしゃいませんか!?』って本当にあるんですね」「本職としての対応はもちろんですが、たとえ英語でも、状況に対応できる会話ができるのもすごいです」「ちゃんと医師ですね 偉い」と称賛の声が相次いだ。


河野さんは3月、「私事で恐縮ですが、この度、結婚いたしました。お相手は同じ医療従事者です」と結婚を報告し、夫の仕事の関係で今秋からスイスへ移住すると発表。9月からジュネーブ大学の大学院に進学し「かねてより医療政策など公衆衛生を研究したいと考えておりました。本来は医師として初期研修の後に留学したいと考えていましたが、今回、夫の仕事の都合でスイスという恵まれた環境に身を置く機会を得られたため、このタイミングで院を受験いたしました」と経緯を説明していた。

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