Z世代の理想の上司、2大トップは一体誰!? 「アニメ・漫画キャラクター」に関するアンケート調査結果を発表

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2025年12月09日 11:30  マイナビニュース

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イードは、キャリアアップ(転職)及びリスキリング(資格取得〜プログラミングなどのスキル習得)に関する情報サイト「ミツカル学び」において、Z世代を対象とした「アニメ・漫画キャラクター」に関するアンケートの調査結果を発表した。同調査は、472人を対象に2025年10月21日〜10月27日の期間でインターネット上にて実施された。


「Z世代に人気の作品から、あなたの上司になってほしいアニメ・漫画のキャラクターはどれですか?」と質問したところ、最も多い回答は「鬼滅の刃:煉獄杏寿郎」(31.6%)でした。次いで「呪術廻戦:五条悟」(23.1%)、「進撃の巨人:リヴァイ」(13.8%)、「ワンピース:ルフィ」(12.5%)と続いた。さらに、同率で「推しの子:アクア」(7.8%)と「ハイキュー!!:日向翔陽」(7.8%)が並び、「東京リベンジャーズ:マイキー(佐野万次郎)」(3.4%)という結果になった。



キャラクター間の回答割合の差は最大で8.5ポイント(煉獄杏寿郎 31.6% – 五条悟 23.1%)であり、理想像が特定のキャラクターに集中することなく、結果は拮抗していることが示された。今回の調査で回答が寄せられたキャラクターは、作中で名実ともに最高クラスの能力を持った人物(煉獄杏寿郎は所属組織における最高位の「柱」、五条悟は作中の呪術師において最高位等級の「特級呪術師」など)であったり、チームや組織を牽引するリーダーの役割を持つ人物(リヴァイは「兵長」、ルフィは「船長」など)であるなど、Z世代における人気が高く、理想の上司像に重なるようだ。


1問目で回答したキャラクターについて「どんなところが好きですか?(3つ以上選択不可)」と質問したところ、「リーダーシップ、カリスマ性がある」(27.3%)や「どんなトラブル、困難も乗り越えるところ」(17.0%)、さらに「頭の回転が速い」(11.8%)、「努力を怠らない姿に憧れる」(10.1%)、「やさしい」(6.9%)といった、キャラクター自身の性格や物事に取り組む姿勢について着目した回答が多い結果となった。



また、「人を見捨てない」(13.8%)や「明るく周りの人を元気にさせるところ」(13.1%)といった、仲間や部下への対応力、周囲の人に与える影響に関する部分を評価した回答も集まりました。


1問目で回答したキャラクターについて、「そのキャラクターは、なぜ上司に相応しいと思いますか? (3つ以上選択不可)」という質問に対し、「人として付いていきたくなる魅力を感じる」(28.4%)が最も多い回答になった。



続いて多い順に、「職場が明るくなり、楽しく仕事ができそう」(16.5%)、「ミスをしても責任を取ってくれそう」(15.8%)、「親身に相談に乗ってくれそう」(14.4%)、「現場を俯瞰して円滑に業務をまわしてくれそう」(12.6%)、「部下を信頼して裁量ありきで任せてくれそう」(12.3%)と、職場における上司としての振る舞いをイメージした回答が寄せられた。



前設問の「そのキャラクターのどんなところが好きですか?」に対する回答と共通して、Z世代は、キャラクターが持つ能力や統率力といった人間性に焦点をあて、目指すべき姿を示せる人物を「理想の上司」と考える傾向が見られる。

さらに、1問目で回答したキャラクターについて「そのキャラクターが上司になったら、あなたの仕事へのモチベーション・生産性はどう変わりそうですか?」と質問したところ、「大幅に上がる」(47.2%)と「少し上がる」(47.2%)、合わせて94.4%の方が「上がる」と回答した。



反対に、「少し下がる」「大幅に下がる」と回答した人は、わずか0.4%。また、「変わらない」という回答は5.1%に留まった。これらの結果から、Z世代の約9割の方が、仕事のモチベーションや生産性は上司の影響を受けると考えているようだ。


「次のうち、上司にするならどのタイプが理想ですか?」と質問したところ、最も多い回答は「冷静沈着で判断力があるタイプ(五条悟:呪術廻戦)」(23.3%)、次いで「熱血で引っ張ってくれるタイプ(煉獄杏寿郎:鬼滅の刃)」(21.6%)となった。上位2つに「冷静」と「熱血」といった、対極のイメージ像が続く結果となった。



また、「面白く明るく場を和ませるタイプ(ルフィ:ワンピース)」(17.6%)や「前向きかつ寄り添ってくれるタイプ(日向翔陽:ハイキュー!!)」(16.5%)のように、職場の雰囲気づくりに建設的な影響を与えるようなタイプも、Z世代の理想の上司像として注目されている傾向だ。


「実際の職場において、あなたが上司に求める理想のコミュニケーション、マネジメントスタイルはどれに近いですか? (3つ以上選択不可)」と質問したところ、最も多い回答は「失敗を責めず次に活かす姿勢がある(心理的安全性重視)」(23.3%)となった。次に、1.2ポイント差で「こまめにフィードバックをくれる(育成・コーチング型)」(22.1%)という回答。続いて「1on1で寄り添って相談に乗ってくれる(サポート型)」(17.5%)との回答が寄せられた。本設問では、キャラクターを例示した設問では上位の回答に現れなかった、「心理的安全性」や「育成・コーチング」といった現実的なサポート要素が上位を占める結果となった。



これは、Z世代が上司に対し、カリスマ性やリーダーシップなど「人間性」を理想として掲げる一方で、実際の職場環境では、働きやすさを実現する「サポート力」の重要性を冷静に見極めていることを示唆している。



今回の調査では、人気アニメ・漫画キャラクターに見る「理想の上司」として、Z世代は煉獄杏寿郎(熱血タイプ)や五条悟(冷静タイプ)のように、「リーダーシップ」や「カリスマ性」を持つ人間性に着目していることが明らかになった。



一方、現実の職場においては、「失敗を責めず次に活かす姿勢がある(心理的安全性重視)」や「こまめにフィードバックをくれる(育成・コーチング型)」といった、快適な職場環境づくりと現実的なサポート力を上司に求める傾向が見られる。



これらのことから、上司の存在が自身の仕事のモチベーションや生産性に影響すると考えるZ世代は、上司に対し、行動規範となるような「人間性」を持つ人物を理想としながら、現実では安心して成長できる職場環境を提供する「サポート力」を重視し、その理想と現実の間には差異があるといえるだろう。



引用元「株式会社イードが運営するWebメディア『ミツカル学び』によるアンケート調査」(マイちゃん)

このニュースに関するつぶやき

  • 悟が上司になったら苦労するのが目に見えるわー(ーー;)上司向きなのはナナミンか伊地知さん。日向は上司向きじゃなくてチームの要だからねぇ
    • イイネ!2
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