子どもに「ハート描いて」と頼まれた心臓外科医 ガチすぎる“ハート”を描き上げる

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2025年12月09日 12:20  おたくま経済新聞

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子どもに「ハート描いて」と頼まれた心臓外科医 ガチすぎる“ハート”を描き上げる

 「パパ、ハート描いて〜!」子どもからそんなかわいらしいリクエストをされたら、普通はピンク色のハートマークを描くものでしょう。しかし、相手が「プロ」だと、少々事情が異なるようです。


 「『ハートを描いて』と頼まれた心臓外科医」というつぶやきとともにXに投稿されたのは、おもちゃのお絵かきボードに描かれた「ハート」の絵。しかしそこに描かれていたのは、記号的なハートマークではなく、大動脈や心室まで精密に再現された、リアルな心臓の絵でした。ま……間違ってはいないけれども!


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 投稿者は、現役の心臓外科医であるYuki Ikenoさん。当時の状況をうかがうと、お子さんがお絵描きをしている最中、アンパンマンやドラえもんといったキャラクターと同じような感覚で、ハートのイラストを頼まれたもよう。しかし、イケノさんの脳裏に浮かんだのは、日々向き合っている「本物の心臓」のほうでした。


 驚くべきは、その作成時間。なんと「1分くらい」でササッと描き上げたとのこと。何も見ずにこのクオリティで描けるのは、まさにプロフェッショナル。「子どもが飽きるまでに仕上げるのがポイント」と語るイケノさんですが、1分でここまで詳細な解剖図を描ける技術力には脱帽です。


 さて、肝心のお子さんの反応はというと……「チラッと見て違うオモチャに走っていきました」と、あえなく撃沈。やはり子どもが求めていたのは、かわいいハートだったようです。あまりにリアルすぎる臓器の絵に、興味の対象外と判断されてしまったのかもしれません。


 しかしながら、SNS上では大反響が。投稿に対し、リプライ欄では「ここまで正確に描けるのはさすが専門医」「違うそうじゃない」といった称賛と笑いの声が続出。なんと10万件近いいいねを集めました。


 いつかお子さんが大きくなった時、この絵の凄さと、パパの仕事の偉大さに気づく日が来る……かもしれませんね。



<記事化協力>
Yuki Ikeno 大動脈外科医さん(@IkenoYuki


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025120902.html

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  • タモさんが「いいとも」で安産のお守りイラストを毎日描いてましたけど、1回だけ「リアルに描きましょうかぁ?」と何やら細かく描写を始めて大笑いした事を思い出しました(笑)
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