ママスタ
子どもたちが楽しみにするイベントの代表格といえば、なんといってもクリスマスではないでしょうか。ママとパパは子どもたちのためにプレゼント選びや準備に当日までの保管場所など、さまざまなミッションをクリアする必要があります。そんななかママスタコミュニティにこんな投稿が寄せられました。
『サンタクロースからのクリスマスプレゼントをやめたのいつですか? 何て言ってやめましたか?』
投稿者さんのお子さんは小学6年生。周りからいろいろな話を聞きながらも、まだサンタクロースを信じているのだそう。またサンタクロースのミッションをいつまで続けようかと、投稿者さんと同じように悩んでいるママもいるようです。
サンタクロース卒業のきっかけと伝え方は?
子どもは毎年楽しみにしているけれど、サンタクロース役もラクではありません。ほかのママたちは投稿者さんと同じような境遇を、どのように乗り切ってきたのでしょうか。
子どもに期限を宣言しておいた
『うちはずっと「サンタさんからプレゼントをもらえるのは10歳のクリスマスが最後だよ」って言っておいた』
あらかじめ子どもに宣言しておけば、サンタクロースからのプレゼントがいつまでもらえるかがハッキリしますね。ただ子どもからすると、毎年カウントダウンされていくので寂しさを感じるかもしれません。
「今年からはパパとママから渡す」とあいまいに伝えた
『小4娘に「今年からはママとパパが毎年クリスマスプレゼントをあげるからね」と伝え、「下の子の前ではサンタさんはいるに付き合ってね」で終わった』
サンタクロースが誰なのかを伝えるタイミングは難しいもの。こちらのママはサンタクロースの正体を上の子どもには明かしていないようです。子どももサンタクロースの正体に気づいているかもしれませんが、それでもまだ心のどこかでは「信じたい気持ち」がある可能性も考えられるでしょう。ムリにサンタクロースの正体を明かさず、あいまいにしておくのもひとつの方法かもしれません。
子どもが気づいていた……
『小3の子どもに「サンタさんはパパとママなの?」と言われてごまかした』
子どもが成長するにつれ、周りから受ける影響を受けるようになります。友だち同士でサンタクロースについて話す機会も増えて、知らない間に「信じているフリ」をしている場合もあるようです。子どもからストレートに質問された日に備えて、あらかじめ返答を考えておくと、いざというときにも慌てずに対応できるでしょう。
定番?サンタさんからの手紙で
『小学6年生まで。最後にサンタからの手紙とともに卒業にしたよ』
『毎年旦那が英語で記入したサンタさんからのカードも添付してたんだけど、小6のカードには「サンタからのプレゼントは今年までだよ。来年からはパパとママからプレゼントをもらってね!」的なメッセージを書いた』
子どもがサンタクロースを信じる気持ちに寄り添い、なるべく子どもをがっかりさせないようにとパパとママが配慮されたのですね。筆跡からパパやママがサンタクロースだと子どもにバレないようにと考えて、カードを用意したのもいい思い出になっているのではないでしょうか。
やめる選択肢はナシ!続けるよ
『小学生まではバレてても最後までやり通す』
『結果的にプレゼントどうするか、直でやりとりできて気持ち的にめちゃめちゃラク』
『今年で中1。「もう分かってるから」って言われたけどワクワク感が欲しいから、夜中に置くのは継続ってことで収まった』
『中学生だけどまだやってるよ。もしかしたら子どもが成人するまでやるかもしれない。私の自己満でやってます』
子どもに正体が知られてしまっても「もうやめよう」と考えるのではなく、一緒に楽しむ方向に切り替えてみるのもいいかもしれません。パパやママもプレゼントを隠したりコソコソしたりしなくて済むので、ワクワクした気持ちで堂々とサンタクロースを演じられるのではないでしょうか。
クリスマス、わが家流を貫いてみては?
『信じてるかぎりは続けてもいいのかなと思った。別に人から何か言われることでもないんだなと』
サンタクロースにまつわる習慣も、家庭ごとにさまざまな考え方や方法があります。子どもの性格や気持ちや置かれている状況などを考えたうえで、やめるのか続けるのかを判断してもよさそうです。プレゼント選びや準備などの大変さもありますが、ほかのママたちの声も参考にしながら、家族みんなで楽しいクリスマスを迎えられるといいですね。
文・藤まゆ花 編集・ここのえ イラスト・Ponko
■ママスタセレクトで読む