「ライバー」事務所4社を注意=活動制限、独禁法抵触恐れ―公取委

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2025年12月09日 19:31  時事通信社

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時事通信社

公正取引委員会=東京都千代田区
 「ライバー」と呼ばれるインターネットでのライブ配信者に対し、契約終了後の配信禁止など活動を制限したことは独禁法違反(拘束条件付き取引など)に抵触する恐れがあるとして、公正取引委員会は9日、配信者のマネジメントを行う事務所の運営会社4社を注意した。

 注意を受けたのは、いずれも東京都内に本社を置く「AEGIS GROUP」「Colors」「321」「WASABI」。4社は、IT・ゲーム事業大手ディー・エヌ・エー(DeNA)が提供するライブ配信アプリを使用し、DeNAとの取引額が上位だという。

 公取委によると、4社は所属する配信者に対し、契約終了後の一定期間、ライブ配信を行ったり、他事務所と契約を結んだりすることなどを禁止していた。

 配信者には視聴者から応援目的で「投げ銭」が送られ、所属事務所は投げ銭の一部を得る構図となっている。

 公取委は、4社の契約条件には配信者の移籍や独立をけん制する目的があり、他事務所が人気のある配信者を獲得できないなど事務所間の公正、自由な競争に影響を与える恐れがあると判断した。 

このニュースに関するつぶやき

  • ジャニーズと電通が弱体化して公取委が本来の仕事をようやく出来るようになってきた タレントの名義の独占も今後VTuberの移籍が当たり前になると大きな問題になるだろうな
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