
書籍『演出をさがして 映画の勉強会』が12月12日にフィルムアート社より刊行される。
同書は、映画監督の濱口竜介と三宅唱、映画研究者の三浦哲哉が2018年より続けてきた映画の演出についての勉強会をまとめた「第1集」。「映画の『演出』とは何か?」という問いをめぐって、ロベール・ブレッソン、ビクトル・エリセ、トニー・スコット、侯孝賢らの作品の「演出」に焦点を当て、目には見えない「演出」のありかを探す。
12月26日には新宿・紀伊國屋書店紀伊國屋ホールで刊行記念イベントを開催。濱口竜介、三宅唱、三浦哲哉が登壇する。
【言及される主な作品】
ロベール・ブレッソン『ブローニュの森の貴婦人たち』『ジャンヌ・ダルク裁判』『やさしい女』『ラルジャン』
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』『エル・スール』『ミツバチのささやき』
トニー・スコット『ハンガー』『ザ・ファン』『エネミー・オブ・アメリカ』『デジャヴ』『アンストッパブル』
侯孝賢『ミレニアム・マンボ』『百年恋歌』『童年往事 時の流れ』『悲情城市』
濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』
三宅唱『ケイコ 目を澄ませて』
