オバマケア補助対策を否決=保険料急増迫る―米上院

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2025年12月12日 09:02  時事通信社

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時事通信社

薬局の棚に並ぶ処方薬=5月12日、米カリフォルニア州ロサンゼルス(EPA時事)
 【ワシントン時事】米上院は11日、医療保険制度(オバマケア)への補助が年末に期限を迎える問題で、補助の代わりに現金給付する与党共和党案と、そのまま延長する野党民主党案をそれぞれ否決した。補助の失効が迫る中、保険料の急増は避けられそうにない。

 共和党案では、保険料が安く、自己負担の割合が高いプランの利用者に対して2年間、年齢に応じて年間1000〜1500ドル(約16万〜23万円)を支給する。一方、民主党は補助を3年間延長する案を提示した。いずれの法案も上院(議席100)で議事妨害(フィリバスター)阻止に必要な60票の賛成を得られなかった。

 補助が失効すれば、保険料は平均で2倍以上に跳ね上がるとの試算もある。オバマケアの利用者は2000万人以上に上り、医療負担の増加は生活コストを巡る米国民の不満を高めそうだ。 

このニュースに関するつぶやき

  • 日本の医療保険制度は、完全では無いが、比較論では物凄く優しいですよね。だから悪党達が群がる。小野田さんが悪党達の排除案を纏めてるんだろう。盗られてる税金を止め、保険料下げに繋げて欲しいです。
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