
秋田県のローカル線で列車が脱線・転覆。一体、何があったのでしょうか。
橋の下に落下し、横倒しの状態になった列車。これは、秋田県の第三セクターの鉄道会社・秋田内陸縦貫鉄道の車両です。
警察や消防によりますと、きょう午前6時50分ごろ、運営会社から「列車が脱線して転覆している」と通報がありました。列車は午前5時過ぎ、北秋田市の萱草駅の近くで脱線したということで、列車が定刻になっても終点の角館駅に到着しなかったことなどから事故が判明しました。
列車に乗客はおらず、50代の運転士の男性も市内の病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
事故の原因について、運営会社は現時点で倒木に衝突したと考えられるとしています。
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秋田内陸縦貫鉄道 運輸営業部 齊藤伸一 部長
「橋りょうの手前がカーブなので、見つけて(ブレーキが)間に合わなかったのかなという感じはする」
国の運輸安全委員会はきょう、鉄道事故調査官2人を現地に派遣していて、事故の詳しい原因を調べています。

