『ヒロアカ』新作アニメ制作で来年5月放送　堀越耕平の描き下ろしエピソード「More」アニメ化

　テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』（ヒロアカ）の新作アニメが制作されることが決定し、2026年5月2日に読売テレビ・日本テレビ系（午後5時30分）にて放送されることが発表された。『週刊少年ジャンプ』連載時には未掲載、原作コミックス最終第42巻に収録された作者・堀越耕平描き下ろしエピソードのNo.431「More」がアニメ化される。

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　これは本日20日開催の『ジャンプフェスタ』内のステージイベントで発表されたもので、2026年にアニメ化10周年を迎えることから記念企画のひとつとして実施。アニメ化される「More」は、原作、アニメ最終回で登場した雄英高校卒業から8年後、プロヒーローとなったデクたち1年A組の、さらにその先の姿を描いた物語となる。第42巻発売時には世界中で大反響となり、アニメ最終回放送後にもアニメ化を待望する声が出ていたが、10周年プロジェクトの目玉企画のひとつとして、2026年GWにアニメNo.170＋1「More」として放送されることになった。

　また、もうひとつの特別企画も発表。『ヒロアカ』のテレビアニメ、劇場版、オリジナルアニメ版を盛り上げてきた作曲家・林ゆうき氏の劇伴を生演奏で楽しむことができる『僕のヒーローアカデミア in Concert＜コンサート＞』が、国内外で開催されることが決定。林氏が手掛けてきた、200曲超にも及ぶアニメ『僕のヒーローアカデミア』の劇中音楽＜劇伴＞の数々から厳選した楽曲を、アニメの名シーンと合わせて楽しめるスペシャルコンサートとなる。

　2026年5月30日のパシフィコ横浜国立大ホール公演を皮切りに、その後海外でも順次公演。FINAL SEASONのラストバトル回では劇伴としては非常に珍しい“楽曲名がXのトレンドランキング入り”を果たした「You Say Run」をはじめ、ファンには堪らない楽曲の数々が世界で鳴り響く、そんな特別なコンサートとなる。日本公演は本日よりチケット販売が開始となり、海外公演などの詳細は後日発表される。

　『僕のヒーローアカデミア』は“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久（デク）が、社会を守り、個性を悪用する犯罪者“敵”（ヴィラン）に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちとともに成長する物語。

　原作漫画が2014年7月より『週刊少年ジャンプ』にて連載がスタートし、2024年8月5日に完結。コミックスは累計1億部を突破する人気作品で、テレビアニメが2016年4月から第1期の放送がスタートし、第8期まで制作されると2025年12月13日に最終回を迎えていた。