マリメッコが10年ぶりに展覧会開催、京都を皮切りに全国を巡回

　「マリメッコ（Marimekko）」が、ブランドとして10年ぶりの展覧会「マリメッコ展」を開催する。2026年7月の京都文化博物館を皮切りに、東京都庭園美術館、ひろしま美術館など全国を巡回する。

　同ブランドは、1951年にフィンランドで創業。デザイナーのアイディアや思想を重視した製品づくりを行い、これまで3500種類以上の独自のプリントデザインを創出してきた。
　今回の展覧会では、創業者のアルミ・ラティア（Armi Ratia）の言葉を手がかりに、様々な年代のドレスやアートワーク、ファブリックを通じて、ブランドの創造の美学やプリントメイキングの技に多角的な視点からフォーカス。マリメッコ社とヘルシンキ建築＆デザイン・ミュージアムの特別な協力を得て、貴重な所蔵作品や資料を展示する。また、今回の展覧会ために新たに制作した映像を公開するほか、日本のアーティストとのコラボレーション展示を予定している。

■マリメッコ展開催時期：2026年7月会場：京都文化博物館、東京都庭園美術館、ひろしま美術館、北九州、富山、名古屋、長崎、ほか巡回予定