
日本スケート連盟は21日、フィギュアスケートのミラノ・コルティナ五輪代表選手を発表した。
男女シングルの出場枠は各3。男子は、同日まで行われた全日本選手権覇者の鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)が1番手で2度目の五輪代表に内定し、加えて2位佐藤駿(21=エームサービス/明治大)、3位三浦佳生(オリエンタルバイオ/明治大)が初の五輪切符を手にした。
女子も同様に、同選手権で5連覇を果たした坂本花織(25=シスメックス)が1番手で3大会連続の代表に内定。続いて、4位中井亜美(17=TOKIOインカラミ)、3位千葉百音(20=木下グループ)が代表に選出された。
ペアは今大会、史上初めて複数組の出場枠を獲得。昨季世界選手権王者の“りくりゅう”こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)は同選手権フリーを前に棄権したものの、選考要綱の「世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、大会時の状態を見通しつつ、選考することがある」に照らし合わし、代表入り。“ゆなすみ”こと長岡柚奈(ゆな、20)森口澄士(すみただ、23)組(木下アカデミー)との複数組派遣が決まった。
アイスダンスは団体のみでの出場で、“うたまさ”こと吉田唄菜(22)森田真沙也(22=木下アカデミー)組が選ばれた。
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内定選手は以下の通り。
<男子>
鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)
佐藤駿(エームサービス/明治大)
三浦佳生(オリエンタルバイオ/明治大)
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<女子>
坂本花織(シスメックス)
中井亜美(TOKIOインカラミ)
千葉百音(木下グループ)
<ペア>
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三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)
長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)
<アイスダンス>
吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)
◆ミラノ・コルティナ五輪代表選考 男女シングルの出場枠は各3で、シニアが選考対象。全日本選手権の優勝者が最優先で代表入り。2人目は2、3位、GPファイナルの日本勢上位2人、全日本終了時で国際スケート連盟公認のシーズン最高得点上位3人から選出。3人目は、世界ランキングや日本連盟独自の国際大会ポイントの上位3人などを選考対象に加える。ペアの出場枠は2。アイスダンスは団体のみの出場。
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