地酒の風味をコーヒーに=大分県宇佐市〔地域〕

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2025年12月22日 17:32  時事通信社

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時事通信社

地酒の風味がするコーヒーを試飲する佐藤樹一郎大分県知事=22日、大分県庁
 大分県宇佐市のカフェ「KURU」が同市の七つの酒蔵それぞれの地酒の風味を持たせた新しいコーヒーを開発した。麦焼酎「いいちこ」で知られる「三和酒類」の日本酒や「四ッ谷酒造」の麦焼酎「兼八」など7種類の味を展開。22日、カフェや酒蔵関係者らの表敬を受け、コーヒーを試飲した佐藤樹一郎知事は「確かにお酒の風味がしてぜいたくなコーヒー」と笑顔を見せた。

 バリスタの西山元樹さんによると、焙煎(ばいせん)前の豆に独自の風味を持たせたコーヒーは「インフューズドコーヒー」と呼ばれ、ワインやウイスキーの風味がするものなど世界的にも注目されているという。アルコール分は焙煎時に揮発するため、運転時でも楽しめる。今月末から販売開始する予定で、10月に実施した先行販売では、外国人観光客から絶賛されたと話した。

 西山さんは「七つの酒蔵は宇佐の宝。どんどん全国に広めていきたい」と話した。販売価格は7種類セットで2800円で、1種類は約400円。 

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  • 運転時に酒の風味のする飲み物なんて飲めるか。
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