
SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は2025年2月に人々の注目を集めた「高校生で出産したママの20年後」について、SNSユーザーのいろはまる(@s___iro_)さんに話を聞きました。
いろはまる(TikTok:@s___iro_/YouTube:@iroha_maru/Instagram:s___iro_)さんが投稿したのは、長男を妊娠・出産してから現在までの20年の記録。成人式を迎えた長男くんへの思いを語りました。
いろはまるさんが長男を妊娠したのは高校2年生のとき。高校は親や先生、友達の協力もあり卒業できましたが、初めての育児に奮闘する日々が続きました。
約1年半後に長女が誕生したころも周りの友達はまだ学生で、スマホもない時代だったため育児情報誌を読みあさった時期も。子育てに必死な毎日のなかで、ときには手を上げてしまったこともあったといいます。
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それでも長男は心優しい“にぃに”として成長。妹のことが大好きで、長女が反抗期になったときには相談にも乗ってくれました。そして今は、次女のいろはちゃんの面倒も一番みてくれているといいます。
成人式当日は、スーツをかっこよく着こなした息子さんの姿が。また家の前での写真撮影では、いろはまるさんが抱っこする2歳の次女をいとおしげに見つめており、あたたかい親子の絆を感じるその光景に心打たれます。
いろはまるさんは「高校生での妊娠・出産はいろいろ思うところがありますが、私の場合の結果論が現在というだけで決して、推奨はしません。ほんまに、大変です」とつづっています。しかし「でももしも、悩んでる方がいたら相談には乗れるかも、、です」と先輩ママとして優しいメッセージも残しています。
ねとらぼ編集部では、いろはまるさんに投稿当時の心境や、妊娠・出産時の思い、現在の子どもたちへの気持ちなどについて話を聞きました。
――この動画を投稿したきっかけがありましたら教えてください。また、動画に込めた思いがあれば教えていただけますでしょうか
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いろはまるさん:息子が成人式を迎えたことをきっかけに、今までの20年間の思いを形に残しておきたいと思い、動画にしてみました。
――妊娠が分かったときの率直なお気持ちはいかがでしたか? また、長男さんが産まれたときのお気持ちもあわせてお聞かせいただけますか?
いろはまるさん:妊娠が分かったときはまず1番にうれしくて、その次に、あぁ親になんて説明しよう……と不安でした。長男が生まれるころには周りはもう祝福モードだったので、安心して出産を迎えることができました。
週数は十分だったのですが2300グラム弱しか無く、出産時は臍の緒が首に絡まって心拍が低下したりと大変でした。無事に生まれてきてくれてホッとしました。
――バズったときの心境を教えてください。また特に印象に残っているコメントは何かありますか?
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いろはまるさん:バズったときは、コメント欄を見るのが少し怖かったですが、否定的なコメントはほぼ無く、「感動しました」や「頑張られましたね」などのうれしいお言葉がたくさんありました。
中でも同じく若くして出産・育児をされているお母さまから「自分も頑張ります!」というコメントがチラホラあり、私の経験が少しでもどなたかの励みになっているということがうれしかったです。
――長男さんが産まれてから今までの中で、強く心に残っている思い出があれば教えてください
いろはまるさん:そうですね、たくさんありすぎて書ききれないですが強いて言えば……、小学校に入学したてのころに、ずっと「ママ」呼びだったのに、「お母さん」呼びを頑張って練習していたのがかわいかったです。「マ……おかあさん!」って(笑)。なかなかすんなり呼ぶようになるのには時間がかかってました(笑)。
動画提供・協力:いろはまる(@s___iro_)
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Gmailのメアドが変更可能に?(写真:ITmedia Mobile)46

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