
新鮮な魚介類を食べやすい大きさに切った「刺身」は、食材の本来の風味やうまみを感じることができるグルメであり、日本の食文化を語るうえで欠かせないものの一つ。海に囲まれ、水産資源の豊富な日本には、漁港や市場が全国各地にたくさんあり、地域ごとに旬の魚介を使った刺身を楽しめる場所も数多くあります。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、東京都在住の男女を対象に「刺身がマジでうまいと思う都道府県は?」というテーマでアンケートを実施しました。
東京都に住む多くの人から「刺身がマジでうまい」と支持を集めた都道府県は、どこだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
同率での第2位となったのは、得票率23.7%で「石川県」でした。北陸地方の中部に位置し、東側は富山県および岐阜県に、南側は福井県に接し、北側は能登半島となって日本海に突出しています。
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そんな石川県は県の周囲のほとんどが海という地形となっており、2018年時点では第一種漁港が55、第二種漁港が9、第三種漁港が2、第四種漁港が3と合計69の漁港があります。春には「さより」や「かれい」、夏には「いか」、秋には「アマエビ」、冬には「ぶり」など、四季に応じて旬の魚介類を味わえることが特長で、特に「ズワイガニ」などが人気のグルメとなっています。
同じく第2位となったのは「富山県」でした。日本列島のほぼ中心、本州の中央北部に位置し、東側・南側・西側の三方を山々にかこまれ、北側は富山湾に面しています。
そんな富山県は、海とまちの距離が近いため、鮮度のいい富山湾の魚を堪能することができます。富山湾は、立山連峰の森の成分と酸素をたっぷり含んだ水が注ぎ込んでおり、約500種の魚がいるといわれています。「ホタルイカ」や「ブリ」など季節に応じた魚介類を食べる事ができ、「刺身」がマジでうまいと思う人も多いようですね。
第1位は、得票率23.7%の「北海道」でした。日本の北部に位置し、四方を太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれたエリアです。
北海道には200以上もの漁港があるといわれ、さまざまな魚介類を獲っています。また、津軽海峡をはさんで北と南で、獲れる魚が変わることも特徴です。「戸井マグロ」や「タンタカ(マツカワ)」など北海道ならではの魚介も数多く、「刺身」がマジでうまいと思う要因になっているのではないでしょうか。
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