限定公開( 1 )

フィギュアスケート女子の渡辺倫果(23=三和建装/法政大)が28日、現役続行を表明した。インスタグラムを更新。7位だった全日本選手権の女子フリーから1週間の心境をつづり「競技を継続し、今後4年間フィギュアスケートに取り組んでいく決断をいたしました」と報告した。
「これまで支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。このたび、競技を継続し、今後4年間フィギュアスケートに取り組んでいく決断をいたしました」
「これまで多くの方々に支えられ、競技に向き合うことができていることに、改めて深く感謝しております。競技者としてさらに強く成長し、一つ一つの演技が皆さまの心に残るものとなるよう、全力で取り組んでまいります。引き続き、温かいご声援を賜りましたら幸いです」
渡辺は21日夜に発表された来年2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)の日本代表3枠には食い込めなかった。翌22日にインスタで進退について「これからのことはもう少しだけ時間をください」と言及していた。
全日本では大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をショートプログラム(SP)で1本、フリーで2本の全3本を決める近年最高レベルのジャンプ構成を成功させていた。
|
|
|
|
ところが、SP6位で迎えたフリーは3回転半以外のジャンプ2本が減点となり、表現面などを示す演技構成点(PCS)が全体6番手の64・08点。フリー5位の140・16点、合計211・52点で7位となり、初の五輪代表には届かなかった。
試合直後には「実は引退を考えていたけど『まだまだやれ』ということかもしれない。いったん考えたい」と判断の時間を設けていた。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。