<扶養内は甘え?>フルタイムで働くには体がキツい。短時間パートで働き続けていいのかな?

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2025年12月28日 19:30  ママスタセレクト

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女性の社会進出が進み、共働き世帯が当たり前の時代になってきました。フルタイムでバリバリ働くママもいれば、家庭との両立を考えてパートで働くママまでさまざまでしょう。そうしたなかママスタコミュニティには「毎日働きたくないのは甘え?」というタイトルで、こんな投稿がありました。扶養内パートで働く投稿者さん。週20時間未満で働いているそうです。
『一番下が小6なので多少の留守番はできるし、勤務時間を延ばせないことはない。でも少し延ばして社会保険を払うのは損だし、かと言って今更フルタイムは体がキツい。このままずっと扶養内でいこうと思っている人はいますか?』
一番下のお子さんが小学校6年生ということで、上のきょうだいもいるそうですから、おそらく投稿者さんは40代以上なのでしょう。体力的にも今からフルタイムで働くには体力的にもキツく、このまま扶養内で働き続けようと思っています。しかしこうしたゆるやかな働き方は甘えなのではないか、とママたちに意見を求めていました。

なぜ「扶養内パートは甘え」だと思っているの?


『別に自分の働きやすい環境で働けばいいと思う』
『まあ扶養内だと、専業主婦と同じく税金は払っていないわけだから、世の中に甘えていると言えばそうなるよね。でもキツいなら仕方のないことだから、考えても結論は出ないんじゃない? 気持ちを割り切って働くしか』
投稿者さんが何をもって「扶養内パートで働く=甘え」と捉えているのはわかりません。しかし周囲の毎日フルタイムでバリバリ働いているママを見て、自分の働き方に疑問を抱いているのかもしれませんね。納めている税金の観点からも「社会に役に立っていないのでは?」と感じているのかもしれませんし、無理のない範囲で働く今の状況に「もっと働かないとダメなのではないか」という漠然とした危機感を抱いているのかもしれません。しかし毎日フルタイムで働くのか、仕事以外にもやるべきことがあるからゆるく働くのか、体力的に難しいから週に3日の労働にとどめるのかなど、それらの選択は人それぞれ。キャパシティの大きさも違うのですから、毎日働いて苦ではない人もいれば、週に1回働くのがやっとの人もいるでしょう。ママたちからは「誰かと比較しても仕方ないから、割り切るしかない」というコメントも寄せられていました。

パート勤務しながら主婦業なんて十分偉いよ!自分や家族の安定が一番だよ

『人に迷惑かけず、家族がそれで納得していたら、扶養内だろうが専業主婦だろうが、好きにしたらいいと思う。誰に気を遣っているの』
『子どもが何歳だろうと家事は必須なわけで。家事も子どものことも妻の負担が大きいなら、妻は扶養内パートで十分だと思う。つまり甘えではない』
『「税金がー」「世の中のことがー」とか主語が大きな人もいるけど、世の中のために働いています! 税金モリモリ支払わなきゃ! なんて主婦はいる? いないよなあ。自分が元気でいられるのが第一よ』
また扶養内パートで働いている多くのママが、子育てや家事、介護など、家のことを自分がメインで担う必要があり、だからこそ働き方を調整しているのではないでしょうか。投稿者さんは自身の働き方を誰かに「甘えている」と言われたのかもしれません。しかし家族のために家のことを頑張りながら、仕事もしているわけです。それを「甘えている」なんて思う人は、実情がわかっていないだけではないでしょうか。

またお子さんがある程度大きくなって、子育ての手はかからなくなったとしても、家族がいる限り家事の大変さは続きます。子どもの年齢が上がれば、もっともっと働くべきと考えるのも不適切。むしろ投稿者さんが今無理をしてフルタイム勤務に切り替えて、家庭のバランスが崩れてしまえば本末転倒でしょう。ママたちからは「自分の家庭や体の健康が一番だよ」というコメントが相次いでいました。

旦那さんと話し合ってみたら?それぞれが納得した働き方を


『働き方は各家庭で考え方が違うから、夫婦で話し合ってみたら? 子どもの人数や進路、習い事、世帯収入。全く違うんだし』
『ガンガン働くのが合う人もいれば、ゆるい働き方でないと壊れちゃう人もいる。自分に合った働き方が一番だと思う。家庭内がピリピリするようでもダメだと思う』
『旦那の収入、各自のキャパ(家事との両立や体力)、子どもの年齢、職場環境(通勤距離とか)など。みんな違うんだからさ、それぞれ好きにしたらいいのよ』
『教育資金や老後のお金が十分で、家族もその生活に納得しているなら、無理して働くことはないのではないでしょうか。甘えとか甘えじゃないとか、そういう問題ではなく、送りたい生活が送れるかどうかでは?』
扶養内でパートということは諸々の税金の支払いが免れたり、労働時間がフルタイムよりも短かったり、はたまた仕事の責任も軽かったりするでしょう。こうしたゆるやかな働き方をしている自分自身を「甘えているのでは」と思っている投稿者さん。ただ体力やキャパシティ、家庭の事情は人それぞれですし、そもそもフルタイムで働かなくてはいけない経済状況なのかどうかも大事なポイント。子どもの教育資金や老後資金のためにもっと働かないと回らないというのであれば、働くしかありませんよね。しかしパート勤務でも懸命に働いているのですから、決して「甘えている」状況ではないでしょう。

もし収入面ではなく、のんびりと働いている自分に罪悪感があるのであれば、旦那さんと考えをすり合わせるといいのではないでしょうか。たとえば一度、勤務日数を増やすなど試してみるのもいいかも。「やっぱり体力的に無理」となれば、今の自分の働き方を認めてあげることができるかもしれません。ママたちからも「ゆるい働き方でないと壊れてしまう人もいるし、家庭がピリピリしたら意味がない」という意見も。投稿者さんは家庭内において「バランスを保つ」という大きな役割を担っているのですから、甘えているどころか、とても頑張っていますよね。そうした自分のことを認められると、自信を持って今の働き方を続けられるのではないでしょうか。



文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・猫田カヨ

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  • 扶養内パートのままでいい?と聞くべき相手は旦那さん。家族が納得してるなら何だってアリです。
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