
かつて日本の首都として栄えた奈良県は、現在もその歴史を感じさせる多くの建造物や仏像が残されており、中には世界遺産や国宝、重要文化財に指定されているものも少なくありません。そんな奈良県では、初見では読むことが難しいであろう地名が多くあります。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男女を対象に「『地元民しか読めない!』と思う奈良県の市町村名はどれ?」というテーマでアンケートを実施しました。難読だと感じられている奈良県の市町村は、どこだったのでしょうか?
第2位は「斑鳩町」(いかるがちょう)で、得票率は13.3%でした。
斑鳩町は生駒郡に属する町で、奈良県の北西部に位置しています。南には大和川、東には富雄川、西には竜田川が流れる自然に恵まれた町です。町名の由来は諸説ありますが、有力な説では「かつて同地に斑鳩と呼ばれる鳥が群をなしていたため」とされています。また、聖徳太子が法隆寺を建てる土地を探しているとき、この地で「いかる」の群れが空に舞い上がり、仏法興隆の地であると教えたと伝えられているそうです。
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第1位は「曽爾村」(そにむら)で、得票率は15.6%でした。
曽爾村は宇陀郡に属する村で、県北東部に位置しています。「日本で最も美しい村」連合に加盟しており、日本300名山に数えられる標高1038メートルの「曽爾高原」や横輪川の渓谷「済浄坊の滝」といった大自然を感じられるスポットをはじめ、雄大な風景を眺めながら露天風呂に漬かれる「曽爾高原温泉 お亀の湯」といった温泉も魅力です。曽爾の名称は『古事記』や『日本書紀』にも記されており、漆塗りが始まった地として「漆部の郷」とも呼ばれていたそうです。
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