

ミオは義母から「私が義母のことを嫌っている」と聞かされているようです。子どもたちにとってもそんな現状がいいはずがありません。祖母が母親との仲の悪さを匂わせ、父親は母親のことを仲間外れにしているような状況なのです。

私が離婚に踏み出せないのは、子どもたちのことがあるからです。義実家は全力で親権を父親のヒロトにしようとしてくるでしょう。それこそ財力に物を言わせて腕のいい弁護士を雇い、子どもたちを奪い取りにくる……そんな予感がするのです。
ユミに言われて目が覚めました。ヒロトは義両親の財力で、子どもたちにいい経験をさせたいようです。けれど私のことを仲間外れにして与える経験なんて、本当に子どもたちのためになるのでしょうか。それは私がやりたい子育てではないと、ハッキリと気付くことができたのです。
私は身の丈に合った子育てをしたい。子どもたちの経験を一番そばで見ていたい。義実家を好きとか嫌いとかそういう話ではない。私たちが夫婦として子どもをどう育てていきたいと思っているかの話し合いを、もう一度ヒロトとしっかりしないといけないのでしょう。
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