

ヒロトが義実家の財力に頼りきっているせいで、子どもたちの感覚がズレていきます。私は身の丈に合った生活がしたいのに……。ただ何を言ってもヒロトには「私が義両親を嫌っているせい」という話に持っていかれてしまうのです。

私にとって一番大切なのは子どもたちです。子どもたちが健やかに成長していくために、どうしたらいいのかを考えたいのです。なのにどうしてヒロトは義両親の言うことが一番なのでしょう。私の言葉はまるでヒロトに響いていません。
ヒロトは私のことをまるで「義実家の敵」だと思っているようです。私が何を言っても「お前が義両親のことを嫌っているから」という理論に持ち込んで終わらせてしまうのです。私は義両親がどうとかではなく、子どもたちのための話をしているのに……。
私の必死の訴えがヒロトに届くことはありませんでした。言い分の矛盾を突くと、ヒロトは最後には遮るように「もういいよ!」と言って寝室へと去ってしまったのです。残された私は、話し合いもできない夫婦の現状に落胆するしかありませんでした。
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