
ヤクルト小川泰弘投手(35)が母校で年男の誓いを立てた。3日、都内にある創価大グラウンドでの同大学出身選手の合同練習で始動。ヤクルトのドラフト3位の山崎太陽投手(22)、日本ハム田中、巨人門脇とともに、キャッチボールや守備練習などで汗を流した。5月に36歳となる右腕は、3年ぶりの規定投球回到達と2桁勝利を目標に、開幕投手も視野に入れる。池山監督新体制でリーグ優勝へチームを引っ張っていく。
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母校のグラウンドの脇には、未明に降った雪が残っていた。小川は淡々と走った。午(うま)年の戦いへの準備が本格スタート。寒空の下でも闘志はメラメラと燃えていた。
「ローテーションをしっかり守ることが一番大事。規定投球回、2桁勝利はもちろん達成したい。それがチームのためになる。しっかり準備していきたい」
目標達成すれば規定投球回到達は7度目、2桁勝利は5度目でともに3年ぶりとなる。昨季は78回1/3で4勝5敗、24年は62回で2勝5敗。「池山監督指揮のもと、また新しいチームになって生まれ変わる。個人として力をつけてマウンドでチームを引っ張る」。故障や不調で2年間届いていないノルマの達成が、リーグ優勝には欠かせない。
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同じく3年ぶりとなる開幕投手も視野に入れる。池山新監督は船出の3月27日DeNA戦の先発を「年が明けてみんなで決めていく。チームの柱になる人が一番。相性も含めて決めていきたい」と話す。小川は「選ぶのは首脳陣の方々ですし、まず自分を変える力をつける。毎日の練習、取り組みを大事に開幕まで頑張りたい」と自らの責任を口にした。開幕投手は過去7度務め、直近は144回を投げて10勝の23年。広島相手に7回無失点で勝利した。今年も好発進したい。
そのためにも、進化を止めない。36歳の年でプロ14年目のベテランは「体は当然変わってくる。アプローチは考えてやっていかないと落ちていく一方」と冷静だった。自主トレやキャンプで投球フォームや変化球の動きに手を加えるつもりだ。代名詞ともいえる左足を上げる動き。そこも体をどう使うべきか、突き詰めていく。もっとも、手を加えるだけでは意味がない。
「成長のチャンスがどこに転がっているかわからない。あとは結果を出さないと進化できたと言えない」
栄光のゴールへ、馬のように駆け抜ける。【塚本光】
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