motorola初の横折りスマホ発表間近か CES 2026での新型発表を予告

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2026年01月06日 10:40  ITmedia Mobile

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上下に閉じる従来のrazrシリーズ

 米motorola(モトローラ)が、これまでの製品イメージを根底から覆すような、新たなスマートフォンの形を提示しようとしている。同社は公式Xのアカウントにおいて、次世代の折りたたみ端末の登場を強く示唆する短い映像を公開した。投稿されたメッセージには「A new era is unfolding」という一文が添えられており、ラスベガスで開催される大規模なテクノロジーイベントでの発表を予告している。


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 今回公開された予告動画は数秒という短いものだ。画面が上下に閉じる従来のrazrシリーズの機構をベースにしながらも、その筐体が左右へと拡張され、最終的には大画面を備えたブック型のスマートフォンへと変貌を遂げるプロセスが描かれている。これまで同社は、折りたたむことで携帯性を高める縦折り型に注力してきたが、今回の予告からは、より生産性やエンターテインメント性を重視した横折り型市場への本格参入意図がうかがえる。


 横折り型のスマートフォンは、従来の縦折り型とは決定的に異なる利点を持っている。最大の特長は、本体を開いた際に現れる広大なディスプレイだ。この画面サイズは小型のタブレットに匹敵し、一度に表示できる情報量が飛躍的に増加する。例えば、電子書籍の見開き表示や、高精細な地図アプリケーションの閲覧、複数のウィンドウを同時に開いて作業を行うマルチタスク処理において、その真価を発揮する。折りたためば一般的な1画面のスマートフォンと遜色ない操作感を実現し、開けば大画面での没入体験が可能となる。1台で2つの役割を完結させることができる点は、現代のモバイルユーザーにとって大きな魅力となる。


 2026年1月現在、横折り型スマートフォンの市場では、サムスン電子の「Galaxy Z Fold」や米Googleの「Google Pixel Fold」といった先行する競合製品が既に一定の地位を確立している。モトローラによるこの分野への参入は、市場における後発としての挑戦を意味する。同社がいかにして先行する競合他社との差別化を図るのかが、今後の焦点となる。razrで培ってきたヒンジ技術の応用や、ディスプレイの折り目の目立たなさ、あるいはソフトウェア面での独自機能などが、市場シェアを奪うための鍵を握るだろう。


 発表の場となるのは、ラスベガスで開催される世界最大級の家電見本市、CES 2026に併設される「Lenovo Tech World」だ。公開されたYouTubeチャンネルの情報によると、配信は「Live from Sphere」と銘打たれており、ラスベガスの新たなランドマークである巨大球体型施設、スフィアからの生中継が予定されている。



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