AMDが最大60TOPSのNPUを備える「Ryzen AI 400シリーズ」を発表 動作クロックを引き上げた「Ryzen 7 9850X3D」も追加

0

2026年01月06日 12:40  ITmedia PC USER

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ITmedia PC USER

Ryzen AI 400シリーズが登場する

 AMDは1月5日(米国太平洋時間)、新型APU(GPU統合型CPU)「Ryzen AI 400シリーズ」と、既存APU「Ryzen AI Max 300シリーズ」およびCPU「Ryzen 9000シリーズ」の新モデルを発表した。搭載PCは2026年第1四半期(1〜3月)から順次発売される予定だ。


【その他の画像】


●Ryzen AI 400シリーズの概要


 今回発表されたRyzen AI 400シリーズは、先代の「Ryzen AI 300シリーズ」と同じモバイル向け製品で、先代(Ryzen AI 300シリーズ)を順当に改良した製品となっている。


 Zen 5/Zen 5cアーキテクチャのCPUコア(最大12基24スレッド)、XDNA 2アーキテクチャのNPUコア(最大60TOPS)、RDNA 3.5アーキテクチャのGPUコア(最大16基)を備えている。


 CPUコアは最大5.1GHzから5.2GHz駆動に、GPUのブーストクロックは最大2.9GHzから3.1GHzにそれぞれ引き上げられた。メモリモジュールは引き続きDDR5規格またはLPDDR5X規格のものをサポートするが、LPDDR5X規格ではより高速なモジュール(LPDDR5X-8533)を利用できるようになった。


ラインアップ


 Ryzen AI 400シリーズは、以下の7製品が登場する。


・Ryzen AI 5 430


・CPUコア:4基8スレッド(最大4.5GHz)


・L2+L3キャッシュ:12MB


・最大メモリスピード(LPDDR5X利用時):毎秒8000MT


・NPUコア性能(ピーク時):50TOPS


・GPUコア(演算ユニット):4基


Ryzen AI 5 435


・CPUコア:6基12スレッド(最大4.5GHz)


・L2+L3キャッシュ:14MB


・最大メモリスピード(LPDDR5X利用時):毎秒8000MT


・NPUコア性能(ピーク時):50TOPS


・GPUコア(演算ユニット):4基


Ryzen AI 7 445


・CPUコア:6基12スレッド(最大4.6GHz)


・L2+L3キャッシュ:14MB


・最大メモリスピード(LPDDR5X利用時):毎秒8000MT


・NPUコア性能(ピーク時):50TOPS


・GPUコア(演算ユニット):4基


Ryzen AI 7 450


・CPUコア:8基15スレッド(最大5.1GHz)


・L2+L3キャッシュ:24MB


・最大メモリスピード(LPDDR5X利用時):毎秒8533MT


・NPUコア性能(ピーク時):50TOPS


・GPUコア(演算ユニット):8基


Ryzen AI 9 465


・CPUコア:10基20スレッド(最大5GHz)


・L2+L3キャッシュ:34MB


・最大メモリスピード(LPDDR5X利用時):毎秒8533MT


・NPUコア性能(ピーク時):50TOPS


・GPUコア(演算ユニット):12基


Ryzen AI 9 HX 470


・CPUコア:12基24スレッド(最大5.2GHz)


・L2+L3キャッシュ:36MB


・最大メモリスピード(LPDDR5X利用時):毎秒8533MT


・NPUコア性能(ピーク時):55TOPS


・GPUコア(演算ユニット):16基


Ryzen AI 9 HX 475


・CPUコア:12基24スレッド(最大5.2GHz)


・L2+L3キャッシュ:36MB


・最大メモリスピード(LPDDR5X利用時):毎秒8533MT


・NPUコア性能(ピーク時):60TOPS


・GPUコア(演算ユニット):16基


●Ryzen AI Max 300シリーズには手頃な「プラス」モデルを追加


 チップ上にメモリを統合した上で、GPUコアの数を増量したハイエンドモバイル/ハイエンドコンパクトデスクトップ向けAPU「Ryzen AI Max 300シリーズ」については、40基のGPUコアと60TOPSのNPUコアを統合した「プラス」モデル(Ryzen AI Max+ 300シリーズ)のラインアップに以下の2製品を追加する。


・Ryzen AI Max+ 388


・CPUコア:8基16スレッド(最大5GHz)


・NPUコア性能(ピーク時):60TOPS


・GPUコア(演算ユニット):40基


Ryzen AI Max+ 392


・CPUコア:12基12スレッド(最大5GHz)


・NPUコア性能(ピーク時):60TOPS


・GPUコア(演算ユニット):40基


 既存の「Ryzen AI Max+ 395」と比べると、CPUコアを削減した仕様となっており、「より多くのGPU/NPUコアを、少しでも手頃な価格で欲しい」というニーズに応えている。


●Ryzen 9000シリーズでは「Ryzen 7 9850X3D」を追加


 デスクトップ向けのRyzen 9000シリーズでは、新モデルとして「Ryzen 7 9850X3D」が追加される。


 Ryzen 7 9850X3Dは、2024年11月にリリースされた「Ryzen 7 9800X3D」のCPUコアの最大動作クロックを5.2GHzから5.6GHzに引き上げたモデルだ。それ以外の仕様はRyzen 7 9800X3Dと変わりない。



    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定