フェアリーS2026に出走予定のハーディジェナー(25年11月撮影、ユーザー提供:上がり3F180さん) 2年目の上里直汰騎手が、フェアリーステークス(3歳牝・GIII・芝1600m)のハーディジェナー(牝3、美浦・西田雄一郎厩舎)で重賞初挑戦初制覇を狙う。
上里騎手は07年3月1日生まれ、沖縄県石垣市出身の18歳。25年3月に美浦・加藤士津八厩舎からデビューして、JRAでは初の沖縄出身ジョッキーとなった。同期には舟山瑠泉騎手や田山旺佑騎手がいる。デビューイヤーは骨折による約2カ月の休養があったものの、JRAで10勝をマーク。単勝回収率が111%に達したように、穴党には目が離せない存在となっている。
フェアリーSのパートナーはハーディジェナーだ。ここまで2戦1勝。ともに上里騎手が騎乗し、25年9月のデビュー戦は4着だったが、続く同11月の未勝利で初勝利を挙げた。福島での勝ち上がりとあって地味な印象だが、勝ちっぷりも時計も上々。今回はGIIIへの格上挑戦となるが、オープン馬は3頭だけというメンバー構成なので、通用しても不思議はない。
実はフェアリーSは騎手や調教師のJRA重賞初制覇が多いレースだ。10年のコスモネモシンの石橋脩騎手、15年のノットフォーマルの黛弘人騎手、17年のライジングリーズンの奥村武調教師、24年のイフェイオンの杉山佳明調教師など、その例は枚挙にいとまがない。上里騎手は同期一番乗りのタイトル奪取を果たし、2年目の飛躍につなげることができるか。若武者らしい思い切った手綱捌きを見せてほしい。