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2026年01月11日 06:10 ITmedia PC USER

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、1月4日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
●「Dropbox」から「Google ドライブ」のデータ移行ツールが登場
Googleは1月5日、クラウドストレージ「Dropbox」からGoogleドライブにデータを移行する機能を正式にリリースした。本機能は2025年11月よりオープンβ版として提供されていた。
本機能はDropboxのビジネスアカウントが対象で、管理者はGoogle Workspace管理コンソールの「データ移行」から実行できる。
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一度に最大150人のユーザーまたはチームフォルダーから、各マイドライブや共有ドライブへの移行が可能だ。権限(パーミッション)も保持される他、ファイル数や進ちょく状況に関する包括的なレポート機能も備える。また、差分更新にも対応しており、新たに追加/更新されたファイルのみを抽出して移行することも可能となっている。
即時リリースおよび計画的リリースの両ドメインで既に利用可能となっており、対象となるGoogle Workspaceのエディションは以下の通りだ。
・Business Starter, Standard, and Plus
・Enterprise Starter, Standard, and Plus
・Essentials Starter, Enterprise Essentials, and Enterprise Essentials Plus
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・Education Fundamentals, Standard, Plus
・Nonprofits
●XGIMIが約28.9gのAIグラス「Memo One」を発表
プロジェクター大手のXGIMIは1月5日、新たに立ち上げたAIハードウェアブランド「MemoMind」から、同社初となるAIグラス「Memo One」などを発表した。
プロジェクター開発で培った光学技術とデザイン哲学を活用し、「日常に溶け込むAI」を具現化したプロダクトで、最大の特徴は8種類のフレームと5種類のテンプルを自由に組み合わせられる高いカスタマイズ性にあり、度付きレンズへの交換にも対応するという。
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展開予定の全3シリーズのうち、初期ラインアップは以下の通りだ。
・Memo One: スピーカーと両眼ディスプレイを搭載した最上位モデル
・Memo Air Display: 片眼(単眼)ディスプレイの軽量モデル。重さは約28.9gと非常に軽く、バッテリーケース併用で最大1週間使える
この他、現在開発中の3モデル目は、通常のメガネにさらに近い感覚になるように設計されているという。
OSには、OpenAIやAzure、Qwenなど複数のLLM(大規模言語モデル)をタスクに応じて使い分けるハイブリッドシステムを採用した。翻訳、要約、メモ、リマインダーなどの機能をバックグラウンドで実行できるという。
AIグラスに取り組む理由として、XGIMIの創設者であり、MemoMindのリード投資家でもあるアポロ・ジョン氏は「グラスは、インテリジェンスにとって最も自然で、最も摩擦の少ないフォームファクターです。新しい習慣を必要とせず、人々の生活に溶け込みます。私たちがAIグラスを選んだわけではありません。これは単に、日常の真のインテリジェンスを提供するのに最も理にかなった形態だからです」と語っている。
●「Microsoft 365 Copilot」の画像生成AIモデルが「GPT-Image-1.5」に
Microsoftは12月19日、Microsoft 365 CopilotおよびCopilot Chatの画像生成機能を、OpenAIの最新モデル「GPT-Image-1.5」にアップデートすると発表した。2025年12月下旬からWeb、Windows、macOS、モバイル向けに順次展開を開始しており、1月下旬に完了する予定だ。
GPT-Image-1.5は、2025年12月に発表された最新の画像生成AIモデルだ。今回の更新により、従来のGPT-4oベースから切り替わり、プロンプトへの忠実性や画像編集の精度が大幅に向上する。具体的には、画像内のテキスト描画、照明やテクスチャのリアリティーが増す他、生成速度は最大で4倍に高速化されるという。
Microsoft 365 Copilotライセンスを持つユーザーは、優先的に新モデルへアクセスできる。管理者側での設定変更は不要で、既存のポリシーがそのまま適用されるという。
●Phisonが低消費電力で最大毎秒14.7GBのPCIe 5.0コントローラー「E37T」を発表
Phison Electronicsは1月6日、CES 2026において新たなPCIe Gen5 SSDソリューションを発表した。
新型コントローラー「E37T」は、DRAMレスの4チャンネル設計を採用している。シーケンシャルリードが毎秒最大14.7GB、同ライトは毎秒最大13GB、4KBランダムIOPS最大2000Kという優れたパフォーマンスを実現している。アクティブ時の消費電力も2.3W以下に抑制され、ノートPCや携帯ゲーム機などの小型デバイス向けに高い性能とコスト効率の両立を図っている。
あわせて、フラグシップモデル「E28」の8TBモデルも発表した。TSMC 6nmプロセスを採用し、シーケンシャルリードは毎秒最大14.9GB、同ライトは毎秒最大14.0GBに到達する。この他に会場では、エンタープライズ向けの「Pascari X201/D201」なども展示された。
●Samsungが新サブピクセル構造の360Hz対応QD-OLEDパネルをリリース
Samsung Displayは1月1日、世界初となる「V-Stripe(垂直ストライプ)」画素構造を採用した34型/360Hz駆動QD-OLEDパネルの量産を開始したと発表した。
従来のQD-OLEDパネルでは、サブピクセルが三角形に配置(トライアングル構造)されていたため、テキスト表示時にエッジがにじんで見えるという課題があった。今回のV-Stripe構造では、RGBのサブピクセルを垂直に並べることで文字の輪郭が鮮明になり、ゲームだけでなくドキュメント作成やコーディングなどのテキスト作業にも適しているという。
本パネルは21:9のウルトラワイド比率で、ピーク輝度は1300ニトとなる。16:9のディスプレイと比較して、21:9のアスペクト比では一般的に水平方向のピクセル数と処理データ量が増加し、同じリフレッシュレートであっても消費電力、発熱量、動作要件が増加する。左右のピクセル間で均一な信号タイミングを維持することも技術的に困難であり、高いリフレッシュレートの実現は難しかった。
同社の関係者によると、新しいピクセル構造を採用した高リフレッシュレートパネルの量産における最大の技術的課題は、有機材料の寿命短縮、発熱、輝度低下だったとのこと。「輝度面で優位性のあるQD-OLEDのトップエミッション構造に加え、有機材料の効率向上と設計最適化により、『V-Stripe』ピクセル構造、超ワイドアスペクト比、高リフレッシュレート、高輝度という4つの主要機能を統合した高性能ディスプレイの量産を実現した」としている。
新パネルは既にASUSTeK ComputerやMSI、GIGABYTE Technologyなど7社への供給が始まっており、搭載ディスプレイはCES 2026で各社から発表される予定だ。
●Qualcommが新型SoC「Dragonwing IQ10」を発表
Qualcommは1月5日、CES 2026において、産業用/組み込みIoT向けのプロセッサブランド「Qualcomm Dragonwing」から、新型SoC「Dragonwing IQ10」シリーズを発表した。
Dragonwing IQ10は産業用自律移動ロボット(AMR)やフルサイズのヒューマノイド(人型ロボット)向けに設計されたロボティクス専用プロセッサだ。エッジAI処理能力と電力効率を極限まで高め、「ロボットの頭脳」として複雑な推論や判断をリアルタイムで実行可能にする。
同社はこれを「Physical AI(実世界で動作するAI)」を実現するための基盤技術と位置付けている。会場では、AIロボット企業Figureとの次世代アーキテクチャに関する協業や、VinMotion製のヒューマノイド「Motion 2」(Dragonwing IQ9搭載)の展示なども行われている。
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