人型ロボット、本格普及に弾み=米IT見本市が閉幕

19

2026年01月11日 08:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

家電・IT見本市「CES」で展示された米ボストン・ダイナミクスの人型ロボット「アトラス」=8日、米ラスベガス
 【ラスベガス時事】世界最大級の家電・IT見本市「CES」が9日、4日間の会期を終え、閉幕した。人工知能(AI)で機械を自律的に動かす「フィジカルAI」の技術に各社が注力する中で、人型ロボット「ヒューマノイド」に熱い視線が注がれた。産業用や家庭用での本格普及に弾みがつきそうだ。

 今年のCESでひときわ話題となったのが、韓国の現代自動車グループと傘下の米ボストン・ダイナミクスが出展したヒューマノイド「アトラス」の量産版だ。工場に見立てたブースではアトラスが二足歩行し、棚の部品を認識して手でつかみ、別の棚に移す様子が公開された。産業用に設計され、作業の学習を重ねることでより正確に動くことができる。

 ボストン・ダイナミクスの担当者は「アトラスは汎用(はんよう)性を持っており、どこへでも行き、何でも行い、周囲で起きていることを理解する」と誇った。現代自グループは2028年までに、ロボットを年間3万台生産できる体制を整える計画だ。

 韓国のLGエレクトロニクスが公開した家庭用の人型ロボ「LGクロイド」は、洗濯物を畳んだり冷蔵庫から牛乳を取り出したりと、家事をサポートする様子をアピール。中国のユニツリー・ロボティクスの展示では、多少ぎこちないながらも、ロボットがボクシングをする姿に注目が集まった。

 日本勢では、ミネベアミツミが人型ロボ用の手のロボットを発表。一本一本の指が二つの違った動力を備え、操り人形を動かす器用な動作と5キロの重りを持ち上げる力強さを持ち、自律的に動くことができる。川田テクノロジーズも工場内の作業自動化向けの人型ロボを展示した。 

家電・IT見本市「CES」で展示されたミネベアミツミの手のロボット=9日、米ラスベガス
家電・IT見本市「CES」で展示されたミネベアミツミの手のロボット=9日、米ラスベガス

このニュースに関するつぶやき

  • 人型ロボットが技術的に高度なこともこなす段階に来ているのは理解できる。でも本格普及までは遠いと思うなぁ。民生品に使う半導体って供給に問題を抱えていて昨今のメモリ高騰のような脆弱な状況の上にある
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(14件)

ランキングIT・インターネット

前日のランキングへ

ニュース設定