
採用面接は企業が応募者を見極める場だが、同時に応募者が企業を品定めする場でもある。青森県の30代男性(事務・管理)は、今から10年ほど前、就活中の学生だった頃の出来事を振り返った。
とある会社の面接に参加した男性は、面接官から次のような重すぎる質問を投げかけられた。(文:湊真智人)
「うちの会社に入社してすぐ辞めるのは困るから、定年まで働く覚悟ある?」
面接官は答えられずに「そのまま面接は終了」
終身雇用が崩壊した現代において、まだ入社も決まっていない学生に、定年までの忠誠を確認してきたのだ。この突っ込んだ質問に対し、男性は臆することなく、真っ向からこう切り返した。
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「では御社は、私が定年になるまで倒産せず安定した経営を行える自信がありますか?」
新卒者に定年まで働いてほしいなら、会社は40年後も存続していなければならない。あまりに真っ当な逆質問に、面接官は返す言葉を失った。男性によれば、面接官からは「答えられずそのまま面接終了を言い渡された」という。
だが男性に後悔は微塵もなかった。その理由を以下のように語る。
「滑り止めや面接練習の感覚で受けた会社で、斜陽産業とまではいかないが新しい時代の波に乗り切れていないと感じられる会社だった」
そのため、相手に飲まれることなく正論を突き返すことができたのだろう。当然ながら結果は不合格だったが、男性はその後、無事に本命の会社から内定を得たという。
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