
インターネットが普及し始めた2000年前後、顔も知らない相手とメールで交流する「メル友」が流行した。しかし、手軽に繋がれるからこそ、相手のデリカシーのなさに幻滅することもあるようだ。
千葉県の50代男性は、当時の苦い経験を振り返る。男性には九州在住のメル友がおり、日常の出来事を報告し合う良好な関係を築いていた。だが、ある1通のメールがきっかけで、その友情は一瞬にして崩れ去った。(文:湊真智人)
「あなたなら何とかしてくれると思って♪」とふざけた返事
ある日、メル友から男性のもとに問題のメールが届いた。それは当時、多くのユーザーを困惑させていた「チェーンメール」だった。
「『このメールが届いたら5名に送信しないと多額の費用を請求』的なメールです」
|
|
|
|
誰が見てもいたずらだと分かる内容で、もちろん男性も「迷わずゴミ箱に直行」と適切に対処した。その後、「これはないんじゃないかな?」とたしなめる返信をしたのだが、相手からは反省の色が全く見えない返信がなされた。
「あなたなら何とかしてくれると思って♪」
無責任に友人を巻き込む浅はかさに、男性の堪忍袋の緒が切れた。
「苦言に『♪』をつけてくる神経にイラっとして、私に届いたメールを5通分、メル友さんに送信してそのまま絶縁しました」
文面通りに5通送りつけるという、皮肉たっぷりの仕返しをして関係を断った男性。いま振り返っても、その判断は間違っていなかったと確信している様子だ。
|
|
|
|
「ふざけていいところ、きちんとするところ。その使い分けができない人とは友人になれないですね」
キャリコネニュースでは「友人と絶縁した話」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/ZD072W7Z
