
中国やロシアなどの新興国で作るBRICS加盟国による合同海上軍事演習が南アフリカで行われました。BRICSの枠組みでの軍事演習は初めてで、軍の連携を深め、アメリカなどをけん制する狙いがあるとみられます。
中国国営の中央テレビなどによりますと、「平和の意志2026」と名付けられた軍事演習は9日から16日にかけて南アフリカ・サイモンズタウン沖の海域と空域で行われました。
演習には中国やロシア、南アフリカなどBRICS加盟国のミサイル駆逐艦やフリゲート艦、補給艦などが参加。
ハイジャックされた船から人質を救出する訓練のほか、「重要な航路と経済活動の安全を守る」としてシーレーン防衛などでの連携強化を確認する訓練を実施したということです。
中国メディアは南アフリカの報道を引用する形として「当初はイランも参加する予定だったが、アメリカとの関係を悪化させないため、南アフリカがイランをオブザーバー参加に格下げにする判断をした」と報じています。
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また、BRICS加盟国であるインドは演習に参加しませんでした。
中国軍のメディアによりますと、BRICSの枠組みでの合同軍事演習は初めての試みで、これまで経済連携が中心だったBRICSを軍事的な連携へと深化させ、アメリカに対抗する枠組みにしたいという狙いがあります。

