東京都中央区佃のタワーマンションなどの高層ビル群=10日、江東区から撮影 不動産経済研究所は26日、2025年に東京23区で発売された新築マンションの平均価格が前年比21.8%上昇の1億3613万円となり、3年連続で1億円を超えたと発表した。首都圏(東京都、神奈川、埼玉、千葉各県)は17.4%上昇の9182万円。資材費や人件費などの建設コスト高騰が続き、23区、首都圏ともに過去最高を更新した。
23区のうち、千代田区や港区など都心6区の平均価格は20.2%上昇の1億9503万円となり、バブル期の1990年に記録した最高値(2億2662万円)に迫りつつある。
首都圏では東京都心部の高級物件が全体を押し上げ、初めて9000万円台に乗せた。神奈川は11.4%上昇の7165万円、埼玉は15.8%上昇の6420万円。千葉は前年に大幅上昇したこともあり、2.7%上昇の5842万円と小幅な伸びにとどまった。
首都圏では用地の取得が難しくなり、供給戸数は4.5%減の2万1962戸と73年以降で最少となった。一方、価格が1億円を超える「億ション」の戸数は55.4%増加。最高額は東京都港区と新宿区の25億円の物件だった。