トランプ米大統領=22日、スイス・ダボス(AFP時事) 【ワシントン、ソウル時事】トランプ米大統領は26日、韓国に対する自動車関税や相互関税を「15%から25%に引き上げる」とSNSで警告した。昨年7月に合意した貿易協定を韓国国会が承認していないことに不満を示した。
米政権は昨年7月、25%を課すとしていた韓国に対する相互関税を15%に引き下げることで一致。同10月の韓国での首脳会談で両国の貿易交渉は妥結した。
同11月には、自動車関税を25%から15%に下げる条件となった、3500億ドル(約54兆円)の対米投資に必要な特別基金設立法案を与党「共に民主党」が国会に提出。同月初にさかのぼって自動車関税が引き下げられていた。
トランプ氏はこの日、木材や医薬品に対する関税も25%に引き上げる意向を示した。発動時期など詳細には触れていない。
トランプ氏はSNSで、「われわれは合意された内容に従って、関税を迅速に引き下げた」と主張。相手国にも速やかな履行を期待しているとした上で、「韓国の国会は、彼らの権限だが、歴史的な貿易協定を承認していない」と批判した。
韓国大統領府は米政府から正式な通知や説明はないとした上で、「金正官産業通商相が迅速に米国を訪れ、ラトニック米商務長官と協議する計画だ」とコメントした。