
1月27日公示、2月8日投開票が予定されている衆議院選挙。与野党は短期決戦となる今回の選挙に向けて、公約を発表するなど支持者獲得に動いている。
そんな中、毎日新聞は1月24日、25日の両日で全国世論調査を実施。その結果、高市内閣の支持率が大きく下落していることがわかった。
自民“裏金議員”の存在も物議
「前回は2025年12月20日と21日に同様の調査がおこなわれたのですが、その際は高市内閣の支持率は67%でした。しかし、今回の調査では57%と10ポイントも下がっています。さらに、不支持率は前回22%から今回29%と7ポイント増加。衆院選を目前にして、厳しい状況と言わざるを得ません」(全国紙政治部記者)
これまで高い支持率をキープしていた高市内閣が、なぜここへ来て支持率を落としたのか。調査では、高市首相による衆院解散の判断についても訪ねており、「評価する」が27%、「評価しない」が41%と“しない人”が“する人”を上回る結果に。通常国会冒頭というタイミングの解散に、疑念を抱いている人は多いようだ。
また、収支報告書に不記載があったなどとして、政治資金規正法違反で問題となった“裏金議員”の存在も物議を醸している。自民党は今回の衆院選において、裏金議員たちの小選挙区と比例代表への重複立候補を認める方針を明らかにしたのだ。
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自民党の古屋圭司選対委員長は、裏金議員について「国民から審判を受けた」「この問題は事実上、決着している」と説明しているが、世間はそう思っていない。小沢一郎氏は自身のX(旧ツイッター)で、裏金議員の重複立候補について《これが全てを物語る》《自民党は反省したふりはしても絶対に反省なんかしていない》と憤りをあらわにしている。
「国民は“政治とお金”の問題について敏感です。毎日新聞の世論調査でも、衆院選で投票する際に“自民党派閥の裏金事件をはじめとする政治とカネの問題を考慮するか”と問いましたが、『考慮する』が45%、『考慮しない』が24%という結果となりました」(前出・政治部記者)
実業家のひろゆき氏は、世論調査の結果を報じたニュースをXで引用。《高市総理が解散する理由である「支持率下がる前に選挙で議席増やしたい」という自民党総裁のエゴの理解は出来る》《責任ある積極財政と言ってたのに、予算編成を遅らせて、選挙に800億円使うのは無駄遣いじゃないのかな》と指摘している。
ただでさえ、多くの国民が生活が苦しいと訴えている現在の状況。そんな中での解散総選挙に、ネット上でも「なんで今しなきゃいけないのかとか、理解できないまま税金使われるのは許せない」「結局は高市内閣も国民のことなんて考えてないんだな。そりゃ支持率下がるの当然だわ」と、批判の声があがっている。
一方、毎日新聞の世論調査によると、対抗馬の新党「中道改革連合」については、「期待が持てない」が52%、「期待が持てる」は17%、「わからない」が30%。今はまだ“脅威”と呼べるほどではないが、このまま内閣支持率が下がり続けば、自民党が議席の過半数を獲得するのは難しくなるかもしれない。
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