
警察が来た翌週は父の日でした。私が起きると、すでにハヤトは起きていて、部屋で勉強をしていました。もしかしたら、一連のできごとからハヤトもいろいろ思うところがあって、気持ちを入れ替えようと思ったのかもしれない。朝から必死に机に向かうハヤトを見て、私はそう思い、嬉しくなりました。


朝早くから勉強していたハヤトは、父の日のプレゼントを買いに行くと出かけていきました。ハヤトは父の日を忘れずにいてくれたんだ……そう思うと、涙が出るほど嬉しかったです。
しかし、約束の帰宅時間になってもハヤトは戻ってこなかったのです。しかも、夫の財布からはお金がなくなっていて。




その日はハヤトは珍しく早起きをしていました。
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警察沙汰になってしまった先週から、きっとハヤト自身も何か感じることがあったのでしょう。
父の日も忘れずにいてくれました。やるべき勉強を早く終わらせて、夫のためにプレゼントを買いに行きたいと言っていたハヤト。
でもすべて嘘だったのです。
ハヤトは夫の財布からお金を盗み、「父の日のプレゼントを買う」と言いながら遊びに行っていたのでした。
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ただ目の前にいるハヤトが、私の知っているハヤトではないことだけは分かっていました。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙

