電車のつり革、いろんな形がある意味は? 安全性や疲れにくさを考慮「近年は“向き”も変化」

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2026年02月02日 08:00  週刊女性PRIME

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つり革の起源は19世紀のイギリス。立ち客が安全にバランスを取るために生まれ、都市部の混雑とともに進化してきたそう ※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!つり革の形はどう決まる?丸・三角の違いとは?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.つり革の形はどう決まる?丸・三角の違いとは

A.鉄道会社が安全性・疲れにくさ・混雑を考えた結果、判断されています(鉄道ライター 吉谷友尋さん)

 混雑した車内で思わずつかんでしまうつり革。実はその形には、明確な理由がある。

つり革の形状は、握りやすさ、安全性、混雑時の使い勝手を鉄道会社と車両メーカーが総合的に判断して決めています

 そう話すのは、鉄道ライターの吉谷友尋さん。

 住んでいる地域や車両によってさまざまだが、現在主流なのは、丸型と三角型の2つ。

丸型は角がないため、混雑した車内で頭や肩に当たってもダメージが少ないのが特徴。また、丸いつり革は輪の部分が回転するので、汚れた箇所を避けて持ちやすいという利点も。また丸型のつり革は安定性とシンプルさに優れる一方、姿勢や握り方が固定されやすいという側面があります」(吉谷さん、以下同)

 一方の三角型は、立ち続ける人に配慮した形だそう。

三角型は手のひらに面で力がかかりやすく、持ち手が回転しないため体重を預けやすい。通勤ラッシュなどで長時間立つ場面では、疲れにくいという利点があります

 近年は、形だけでなく設置の向きにも工夫が凝らされている。

線路と直角方向に設置され、自然に手首が内側に入りやすい“たまご型”や、線路と平行に設置され、握ったときに腕が安定しやすい“楕円型”のつり革などがあります

 車内で形が混在している理由は、意図的に混ぜているのではなく、更新の過程で一時的に混在しているケースがほとんど。検査や交換、新型の試験導入など理由はさまざまだ。

「つり革は身長差や混雑、揺れ方まで想定して設計されています。形の違いに気づくと、毎日の移動時間が少し違って見えるはずです」

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